YAMAHA XS250 (4A8)

1981年式Midnight Specialの修理・整備とツーリングの記録

点火時期再々チェック・調整

2022年01月01日 | YAMAHA XS250(SOHC) トラブル対応・修理記録
先日調整した点火時期だが、その後キャブの同調調整をしたので何らかの影響があるかと思い、再度点火時期をチェックしてみた。

まずは暖気をしてからゼネレーターカバーを外し、タイミングライトをセットしてチェック。

車載のタコメーターを見ながらのため、きっちり1,200回転かどうかはわかりにくいものの、ややズレているようだ。

プラグを外しプラグキャップを付ける。ローターを回してLTマークをクランクケースカバーの切り欠きと合わせてからピックアップローターカバーを外し、ピックアップマグネットディスクの固定ビスを緩め、イグニッションオンの状態でマグネットディスクのみを手で回して、左プラグがスパークするタイミングを確認。
点火タイミングの理屈をよく考えつつ、かなりシビアにディスクの位置を調整し、固定ビスを締め込み固定。

プラグを取り付け、タイミングライトでチェック。

サービスマニュアルでは上死点前10°/1,200rpmとなっているが、これは純正のイグナイターの場合。


デジタルイグニッションは、どの進角カーブを選んでも、1,200回転時には10°まで進角しない設定になっている。
ということは、ディスク側でほんの少し進めたところで固定した方がいいのだろうか?
と思いつつ、タイミングライトでチェックしたところではほぼキッチリ合っていそうで、エンジン回転も力強くなっているようなので、ゼネレーターカバーとピックアップローターカバーを取り付け。

近くを1km位程走ってみただけでも、パワー感が全く違った。かなりいい感じ。

これである程度距離を乗ってみてから、プラグの焼けをチェックすることにする。