ジャズ・オーディオという言葉が最近使われている。
ラジオで音楽を聴いてきたので、良い音楽であれば少々「音」が悪くても聴くことができる。いわゆるポピュラー音楽(ロックを含む)はそれでも楽しめた。
ジャズを楽しむ切っ掛けはフュージョンからであったが、4ビート・ジャズに近づくことができたのは、ジャズ喫茶の「音」であった。
「音」から「音楽」を聞かせる力をジャズは持っている。
よく、オーディオを始めて益々ジャズにのめり込んだというようなことを聞く。スピーカーから放たれる「音」に圧倒されるからだ。
私も例に漏れず、ダイアトーンからJBLへスピーカーを代えた時に、ホーン・スピーカーの「音」に圧倒された。どんどん、ジャズのアルバムが増えていった。
今、ジャズCDのリマスター盤や新録音の「音」に引き込まれている。その代表例が日本のスリー・ブラインド・マイス・レーベルである。
切っ掛けは、XRCDである。
しかし、今、欲しいタイトルは入手困難。そこで、SACD盤を聴いてみたのである。
山本剛『ミッドナイト・シュガー』
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