江戸東京たてもの園 ジブリ 立体建物展
センターゾーンの建物は 「高橋是清邸」
高橋是清・・・第20代 内閣総理大臣です。
でも 第33代 大蔵大臣として有名ですよね。
何が言いたいのかと言いますと
第33代 大蔵大臣は 1936年2月26日に暗殺されたのです。
まさに 2・26事件はこの建物のこの部屋で起きました。
陸軍の青年将校が駆け上がってきた階段。
当時この建物は赤坂にあったそうですが
建物がいつくか点在していたため
最初は是清の居場所が判らなかったそうです。
もし、暗殺が行われなかったらどんな歴史になっていたのか?
そんな事を考えさせられる建物です。
次は「伊達家」の門。
と言っても「宇和島藩伊達家」が大正時代に建てた屋敷の門です。
東ゾーンに行く途中にある「電燈」
有名な所に設置されていました。
一般参賀などに参加しないと間近で見られないかも・・・
皇居の石橋に設置されていた物です。
時たま映る皇居のめがね橋に同じ物が見れられますね。
「橋」つながりか?近くに「万世橋交番」が
明治頃の建築です。
中は「交番」そのものの雰囲気。
基本的な構造は明治から変化が少ないのかも。
東ゾーンには気になるものが!
都電と言えば!この黄色い車体です。
やはりこの車両のイメージが強いです。
現代の最新の技術で駆動系を置き換えて
車体デザインはこのままで復活してくれないでしょうか?
それと東京のエコ対策の一環で路線が復活して欲しい!
まずは池袋始発で山の手内側なんて如何でしょう?
東ゾーンのメインストリート
さまざまな商店が並びます。
金物屋。渋い外観になっています。
店内も当時を再現。
それぞれの建物が当時の姿を再現しています。
建物の主がちょっと留守をしているような・・・
そんな雰囲気が再現されています。
東ゾーンの主「子宝湯」
有名なのは「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルになったと言うお話。
他のアニメ作品でも登場した事があります。
銭湯って入って右が「男湯」だったような気がしますが・・・場所によってだったのですね。
今でも使えそうなコンディションです。
天井が高い。
男湯も
定番の富士山の絵が描かれています。
つい最近までそこにあった風景ばかりなのですが
気がつくと失われてしまう。
そんな事が平然と起きているのですね。
歴史的価値を見出して後世に伝えて行く
結構大変な労力かも。
最後にお約束の物を見学です。
作用管の曲がりと塗装の荒れが気になる。
グリムス エコアクション