千の蛆になって

今日の生物部は田圃で木苺を取って食べてました。


昔々、小学4年ぐらいに塾に行き始めて、中学に受かったわけですな。
私の学校選びは「生物部」を選んだということ。
正直、中学受験を考え始めた頃は既に20歳までも生きないつもりでいたから大学の合格実績なんてどうでも良かった。
というのも、かなり小さい頃から、自分が長く生きないことを感じている気がするんだよ。
決め付けてかかるからいけないと言うかも知れないけど、やたら自然と昔からそう思っている。

ここ2年ぐらいは体調が芳しくない。
体格と筋力がかなり低下している。
風邪にもすぐかかって、症状は軽いものの何ヶ月も治らないし、常に鼻水が酷いので鼻をかむとすぐ鼻血が出る。
夜は昔よりは早く寝付けるようになったけれど、それでも布団に入ってから1時間寝られず5時頃に目が覚めるうえ、見る夢も酷いものだ。
朝飯は吐気で全然喉を通らないから中3ぐらいからは味噌汁1杯しか食べられない。

もうそろそろかな…
って感じちゃうよ。


今、私は生物部の部長をしているわけだ。
私は中2の頃から今まで、音楽祭の練習で1日抜いた以外、活動可能な日は皆勤している。
もちろん、仕事も人一倍しているつもりだ。
だから正直な話、7人家族の自宅より自分の居場所として感じているぐらいだ。
居場所ってのは物理的なものじゃなく精神的な部分でね。
私は、生物が好きなのでは無いかもしれない、生物部と生物部の仲間が好きなのかもしれない。

上記のように、私は生物チャレンジを受けて日本代表を狙うことはしないつもりだ。
多分、生物チャレンジは受けさせられることになるが、別に勉強しないから受からない。
最近、母親がその考え方を気に入らないのか、生物部をけなしてくる。
これが本当に苦痛だ。
小学生の頃に頑張って勉強して入った生物部は、期待通りの生物部ではなかったと言えばそうだが、4年間も殆ど生物部のことだけ考えて活動してきて今自分がトップに立ってその期待に近づけようとしている。
それをけなされるのが本当に苦痛で仕方がない。
ちなみに、鉄道の趣味のほうははじめから嫌がられている。
だって、夢見たこと、楽しんだこと、努力していること、16年生きているうちの6～7年間分を全て否定されている気分だ。

私がここで言いたいのは「生物部がけなされて死にたい」のでは無く「私の寿命が短い気がするから青春をけなさないで」ということだから、勘違いしないでほしい。


　
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