都内のゲンゴロウが絶滅

こんなニュースがあった。

都内のゲンゴロウが絶滅したって。
それから、区部のニホンヤモリが絶滅危惧種に指定されたとか。

ゲンゴロウって、最近まで都内にいたってことなんですか。
逆に驚きかもしれません。
ニホンヤモリも、カナヘビやニホントカゲなんかと比べて大分少ないですよね。
とはいっても、自宅周辺(江東区)にも学校周辺(世田谷区・目黒区)にも、探せばいくらでもいるんですがねぇ…
今度からは中1とかが捕まえてきたら「絶滅危惧種だから駄目！」ってなるんでしょうか（笑）

いや、ならないんですねー。
絶滅危惧種としてレッドデータブックに載っただけでは法的な制約はなく、別の法律で天然記念物やら希少野生動植物種にあわせて指定されている種だけが採集禁止譲渡禁止やらの法的な制限を受けているらしい。
ニュースとかで「絶滅危惧種を捕獲で逮捕」とかよく見かけるけど、それは天然記念物か希少野生動物指定だから逮捕されているわけで「絶滅危惧種を捕獲で逮捕」ってのは言ってしまえばウソ。
私は絶滅危惧種を採集しろって言ってるわけでも自分が採集するわけでもないけど、間違った情報が出回るのは問題でしょうね。

こういう調査ってどうやってるんだろう。
そして信用できるのかな。
実際に見てみたら、とりあえずアゲハチョウ科は含まれてなかったので安心。
コミスジやサトキマダラヒカゲなど、駒場の代表的なチョウ達は最近まで含まれてたそうだが。
だいぶ指定種は少なかったので、信用できる情報の揃った種だけ載せてるのかもしれないですな。


　
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