工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

黒髪山~西光密寺~天童岩 2021.11月

2021年11月29日 | 登山

ようやく ここ一か月ほど 

ここ九州でも コロナ感染者が減少傾向に転じ

各県 ほぼ ゼロ の日が続いています。

お天気もよく 紅葉も見頃になり 

久しぶりに 黒髪山へ登ってきました。

 

いつものように鳥居の登山口から 出発!

 

杉木立の下 久々の登山に すぐ 息があがります・・。

 

半年ぶりの山道には 

 

 

ムラサキシキブ

 

 

アリドオシ

 

 

蛇イチゴ

 

・・・と いろんな実が色づいてました。

 

延々つづく 登り階段。

半年 登らないと

こんなに足が上がらないものなのか・・っと

体力のなさに溜息・・。

 

 

11月の半ばとはいえ やっぱり 動けば・・暑い・・

じんわり汗をかきながら 

暑い・・いや 汗冷えで 今度は 寒い・・と

何度も 上着を脱いだり着たりしながらも 

杉木立の下 ひんやりとした空気は心地よく

やっぱり 山は いいなぁ~っとしみじみ感じます。

 

見上げれば 木漏れ日の美しさに癒され

途中 突然 現れる 紅葉に目を奪われながら

 

ゆっくりゆっくり・・登ること一時間。

黒髪山の山寺 西光密寺に到着。

 

 

 

赤に黄色に 自然が織りなす彩色のすばらしさに

ただただ 感動。

 

そして 山頂 天童岩から見る景色は

絶景!

 

 

下山後、

久しぶりに 登山口近くの 天童の湯 温泉に浸かり

至福のヒトトキ。

 

 

まだまだ マスクは外せませんし

油断もできませんが

つかの間の休息 味わうことができ

改めて ”あたりまえ”の有難さを

つくづく感じた一日でした。

 

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黒髪山~西光密寺~天童岩 2021.05.22

2021年05月26日 | 登山

梅雨の中休み。

週末ごとに雨続きだったので 

先週末 ようやく 黒髪山に登ってきました。

 

 

いつものように 神社の鳥居登山口から出発!

 

二日前に 大雨が降ったこともあり 

登山道は あちらこちらに 水たまり。

その分 マイナスイオンが溢れ?! 空気はひんやり澄み渡り

植物も 生き生きとして 緑の色が鮮やかでした。

 

 

 

今の時期は・・

 

ヤマボウシ! 山肌を白に染め華やかです。

 

 

ヤマボウシほど華やかではありませんが

ふと顔を上げると・・下向きに花をつける エゴノキ。

 

 

 

先月 花を咲かせていたサルトリイバラは

 

 

今月は 丸々と実が膨らんでいました。

 

 

ここ九州では 柏餅は このサルトリイバラの葉っぱで巻かれます。

なので 柏の葉っぱは この丸い形だと思ってました。

 

他にも キブシの実も たわわに実り

 

 

すでに色づいている こちら 野イチゴ は見るからに美味しそう

・・ですが 見た目ほど 美味しくはないそうです(苦笑)

 

 

同じ赤色が 鮮やかなのが ハナミョウガ!

秋には 花と同じくらい赤い実をつけます。

 

新緑には 赤い色が映えますが

青い花も負けてません!

山道を彩る青紫のタツナミソウの群生も神秘的です。

 

この時期 あちらこちらで見かけるのが アザミの花。

 

密が多いのでしょうか?

蜂や 蝶々が 忙しそうに飛び回ります。

 

山に登りはじめて 3年。

いろんな植物の名前を覚えました。

オニタビラコ。

これによく似た 小さいコオニタビラコは 

別名 春の七草のひとつである”ホトケノザ”のことだそうです。

 

 

そして・・こちらもよく似ていますが

 

こちらは ニガナ

 

よ~く見ないと 混同してしまいます。

 

そんなこんな 下ばかり見て歩いていると・・

 

おや?こんなところに・・・子猫?

 

 

木の根っこにうずくまる・・なに?

 

じつは・・この子は・・

 

 

子タヌキ。

 

二日前の大雨で 巣が流されてしまったのでしょうか・・・。

親タヌキとはぐれてしまったのでしょうか??

 

野生のタヌキが 昼間に人が通る山道に姿を現すことは珍しい・・。

 

助けてあげたいですが 

野生動物によっては 人の匂いがつくと親が近づかないこともあるので

そっと見守ることに。

きっと 親タヌキが迎えに来てくれるっと信じて先へ進みます・・。

がんばれっ!子タヌキ。

 

そして・・今回は のんびり休憩をしっかりとりながら

二時間かけて 山頂の天童岩へ。

 

最後のひと踏ん張りの岩登り!

 

 

登った先には・・

 

 

絶景です!

薄雲のかかるお天気でしたが

空気は澄んでいたので遠くまで 見渡せ 気持ちのいい眺望でした。

 

今月は梅雨入りと同時に 気圧に負け?

”めまい”という体調不良をおこし

自分の体が 自分の”思い”だけでは管理できなくなっていることを

痛感させられた月でした・・。

 

同世代の友人たちとも

”50肩”だ・・

”めまい”だ・・っと そんなワードが飛び交うようになり

ついこの間まで 他人事だと思っていた体調不良が

すでにわが身に降りかかる年齢になったのだと実感しています。

 

今回 山に登れるかなぁ・・っと心配しましたが

無事 登頂~下山を果たし

さらに・・久しぶりに 

黒髪山麓の”天童の湯”の温泉に入って帰りました。

 

少し 自信を取り戻せました。

 

さぁ、しっかり食べて 寝て

気圧に負けないよう 体力つけるぞっ!

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黒髪山山開き~~乳待坊~天童岩~西光密寺~2021.04.03

2021年04月04日 | 登山

今日は、黒髪山の山開きでした。

 

いつも登る鳥居の登山口では神事が行われていました。

神主さんの祝詞を聞きながら

山での安全を 私たちも祈願。

 

神事は 午前中いっぱい行われるとのことだったので

今日は、もう一つの登山口・乳待坊登山口に移動して出発です。

 

黒髪山は修験道の修業の場。

なので 山道沿いには

多くの 仏さまが祀られています。

 

大きな岩の下に仏様。

岩のくぼみに 石清水が染み出る祠に 仏さま。

いつ通っても・・神秘的な場所です。

 

そして・・

ここが登山口。 いざっ!登山開始です!

 

新緑が美しいこの季節ですが 花があちらこちらで咲き始めています。

 

 

花?と見落としてしまいがちですが これは アオキの花。

この小さな花から・・

 

 

こんな真っ赤な実がたわわに実ります。 ヒヨドリたちの貴重な食料です。

 

そして・・これが

 

イズセンリョウの花。

これも 米粒ほどの小さな花ですが これが 真っ白い実になります。

 

こちら サツマイナモリ

 

 

冬枯れの寒い時期から咲く 可憐な白い花。

 

・・で あっという間に 見返り峠に到着!

 

登り始めて 20分程度。

 

 

ここで 各ルートに分かれます。

ここにも・・

 

 

仏さまが見守ってくださってます。

 

隣の山へとルートが分かれますが 

私たちは黒髪山・天童岩へ向かいます。

アリドオシを発見! 赤い実がまだ残ってます。

お正月の縁起物のアリドオシ。

センリョウやマンリョウと共に飾って

「千両・万両・有りどおし。」と縁起を担ぐそうです。

 

 

見返り峠からは 道が少し険しくなっていきます。

 

 

でもその分、杉木立からこぼれる木漏れ日は なんとも美しい。

 

難所を超えると・・そこには

 

 

弘法大師さま。

信徒さんたちが毎月お世話されているそうで

いつもきちんとお水や塩・お米などが供えられてます。

そして、毎回、季節ごとに衣替えをされます。

クリスマス近い年末は 赤い帽子。

夏の暑いときは 爽やかな青い帽子。

そして、桜の花咲く この時期は ピンク色の帽子。

さらに・・コロナのこの時期

 

 

マスク・・・も忘れずに・・。

 

くまモンの前掛けも 可愛くて 

疲れが一気に癒されました。

 

ここまでくると 山頂はもうすぐです。

カーブを曲がり少し進むと・・

天童岩の鎖場を上り・・

 

着いたぁ~~!!

 

 

今日は、今まで登った中で 最高に空気が澄みわたり

今まで見たことなかった遠くの海まで 見渡せました。

 

 

あれが 佐世保・長崎の海。

数日前の黄砂は・・なんだったの?というほど

これが 本来の風景なんですね。

気持ちいい~~!!

 

そして、いつものように記念写真を撮り

木陰で おにぎりを頬張り

お菓子を食べ・・はぁ・・至福のヒトトキ・・。

月に一回。

この時間があるだけで 心が満たされます・・。

 

感謝感謝。

 

・・・っで 心もお腹も満たされたところで

登ってきた方とは違う 西光密寺の方へ下山。

 

このルートは、花が咲き誇る花好きにはたまらないルート。

 

まずは・・西光密寺まで下りお庭をぐるりと見渡すと

 

あった・・あった。

カキドオシ。

 

 

その横に・・小さな小さな キュウリグサ。

 

花は過ぎてしまっていましたが・・ネコノメソウ。

黒い種の部分が猫の目に見えることからこの名がついているそうです。

 

お寺の石段に・・小さな白いツボスミレ。

 

その横には 同じスミレでも 一般的な 純潔?!スミレ

 

 

・・で こちらは ナガバノタチツボスミレ

 タチツボスミレ

 

こちらは 同じ紫が パッと目をひくキランソウ。

キランソウは 薬草としても有名な野草です。

 

 

同じ紫つながりで・・・

 

ヒメハギ

 

 

ムラサキケマン。

 

 

 

フデリンドウ

 

 

 

 

杉木立・・枯葉の下からひょっこり顔を出すのが

 

ギンリュウソウモドキ。

なんとも神秘的な花?キノコ?です。

 

 

シャガが 今 見頃を迎えてます。

 

これだけ群生するとキレイですね。

 

 

この時期は白い花が よく目につきます。

ガマズミ。

 

セントウソウ。

 

淡いピンクが可愛い カイドウ。

 

 

今が真っ盛りなのが・・ミツバツツジ。

 

 

そして・・やっぱり最後は 毒々しく?!

 

 

蛇が首をもたげているように見えます・・。

このくるりと回った中心・・

 

芯が赤くなり 赤い松明のような形になります。

 

 

春の山は 楽しい!

いいリフレッシュになりました。

 

春の芽吹きのパワーに負けないよう

しっかり パワーチャージ!

今月も 頑張ります!

 

 

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黒髪山・西光密寺~蛇焼山~竜門ダム 2021.02.13

2021年02月15日 | 登山

いいお天気でした。

まだ2月だというのに 気温17度・・春?初夏?

フキノトウが 地面からニョキニョキと

たくさん顔を出していました。

この日は、月一回の山登り。

 

黒髪山の中腹の展望台~西光密寺から出発です。

 

 

ここが 山寺・西光密寺。

歴史のある古いお寺です。

このお寺の周りには 紅葉に紫陽花、桜・・っと四季折々の花々が植えられていますが

この時期は

 

 

椿の真っ赤な色が 山に彩を添えていました。

 

 

山頂へ行くには

お寺の横の ”心臓破り?!のガンギ(階段)””を上るコースと

木漏れ日の杉林の ”迂回路””の

2つのルートがありますが

今回は、緩やかな迂回路を通って山頂を目指します。

 

 

山頂・天童岩へは・・こちら。

 

 

黒髪山名物? 鎖場へ。

 

最後の一登り。

 

登った先には・・

 

 

360度 大パノラマ! 絶景です。

 

 

「あっちが・・佐世保で・・あの海が大村湾で・・。」

「あの山が 経ヶ岳・・。その手前が 虚空蔵山・・。」

「あっちは・・天山・・。」

 

山頂にいた山のベテランさんが 丁寧に教えてくれました。

 

車を走らせれば いくつも山を越え何時間もかかる場所・山が

今は・・一つの視界に 収まっています。

 

空は 広い。

地球は 丸い。

 

 

 

何度見ても・・

 

「気持ちい~~いっ~~~っ!」

 

杉木立の下で味わうマイナスイオン・森林浴も登山の魅力ですが

やっぱり

山頂でしか見ることができない景色 この解放感!

 

 

日々、作業机とミシンの前を行ったり来たり

下向いて 背中を丸めて・・手元しか見ない毎日。

いつのまにか 視野がせまくなり・・思考もせまくなっているのかも・・

 

 

月に一回 青空の下 背筋を伸ばして大きく背伸びをする。

草の匂い・土の感触を感じながら 大きく深呼吸をする。

 

ただ それだけで すべてがリセットされる気がします。

 

 

 

10時過ぎから登り始め 1時間ほどで山頂にたどり着き

ちょうどお昼時。

山頂の木陰で食べるおにぎり・持ち寄りのお菓子は

なぜか 家で食べるより 数倍美味しい。

 

昨今、コロナ自粛の影響もあり

TVでソロキャンプとかキャンプ飯とか特集が組まれ

ガスバーナー1つでいろんなご飯を作ってしまうキャンパーたちの映像を見る度に

「・・料理の達人だ・・・。(驚)」と

料理下手な私には到底 真似できない・・っと感心してしまいますが

それでも 

”ご飯料理”とまでいかずとも

焼いたマシュマロをクッキーで挟むだけの ”スモア””くらいはやってみたい・・。

誰かが ガスバーナー買ったら

私は マシュマロを買おう・・っと密かに目論んでおります。

 

 

 

20分ほどの休憩を終え、いざっ下山!

 

前回同様 今回も登ってきた方とは違う 山の反対側・竜門ダムへ下ります。

蛇焼山を下り

竜門ダムへの分かれ道。

後の平。

さらに 下山・・。

 

 

水の豊かな この山では 緑の美しさだけでなく

沢や滝などのマイナスイオンも味わえます。

紅葉の時期は、川面に紅葉が錦を織りなしますが

今は・・

 

 

椿が 川面を着飾ります。

 

 

そして

沢の水が一つになり・・小さな滝になり 川になり

ダムへと注ぎ込みます。

 

 

滝の横には 橋が架けられ 渡った先には 大きな祠。

人が十数人は入れるほどの広さがあり 祭壇が設けられ

仏さまが祀られています。

 

 

大きな岩のくぼみに祀られた仏様。

神秘的な空間です。

 

黒髪山は、信仰の山・霊山のため

 

岩場に・・木の陰に・・

いろんなところで 仏さまの姿を見かけます。

木漏れ日の下 ただ にっこり微笑むそのお顔は

どれも優しく 

疲れた体も癒されます。

 

なので

山に入る時、山を出る時

一礼して

今日の無事に感謝。

 

そのおかげか 

毎回、怪我無く登山を楽しむことが出来ています。

 

 

 

そして・・

竜門ダム駐車場まで下りてきました。ゴール~~!!

 

 

今日も駐車場は いっぱいです。

登山の人だけでなく 

ここはダムの周りを一周できるので

ランニングの人、サイクリングの人 いろんな人が集まります。

 

春、桜の咲くころ 

桜を見ながら このダムの周りを一周するのも

気持ちがよさそうです。

よしっ

あと一か月 それを目標に頑張ろう。

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黒髪山~天童岩~蛇焼山~後黒髪~竜門ダム・・2021.1月

2021年01月17日 | 登山

新年初登りに黒髪山に行ってきました。

今回は、車で中腹の展望台まで行って そこからスタートです。

 

展望台から西光密寺まで 20分くらい登山道を歩きます。

 

この時期 例年なら 山道沿いに木の実を チラホラ見かけるのですが・・

 

 

ハナミョウガ。

 

 

イズセンリョウ。

 

昨年は たわわに実る様子をよく見かけましたが

今年は・・実の付き方が少ない・・。

 

千両・万両・蟻トオシ・・など縁起物の赤い実も昨年はあちらこちらで見かけたのに

まったく 見つけられませんでした。

赤い実の色が 毒々しい?マムシグサも 先月登った時には実が色づき始めていたのに

今月は まったくその姿を目にすることはなく・・

瑠璃色の実をつけるジャノヒゲも 先月は一つ二つ・・実を見かけたのに

今月は 一個も見つけることができませんでした・・。

 

先週の大雪で 枯れてしまった?のでしょうか??

それとも

食料が少ないため野生動物たちに食べつくされてしまったのか?

 

そんな中 どんな環境にも適応?するのが アオキ

 

 

色づきがまだ浅いですが 

ヒヨドリやムクドリの好物のアオキだけは

たわわに 実をつけていました。

 

山道を抜け 西光密寺に到着。

ここから頂上の天童岩までは 急階段(ガンギ)を登っていきます。

 

 

山頂 天童岩へ鎖場へはこの目印の方へ。

 

そして・・登り切った先には

 

 

この景色!

この日は、空は晴れてましたが

黄砂?がひどく 白く煙ってました。

 

それでも 眼下に広がる大パノラマは 気持ちがいい~~。

 

(展望台10時半~~天童岩11時半到着)

 

初登山のご家族連れや 仲良し3人組のおじさん

単独登山のベテランさんなどなど

下界?では 見知らぬもの同士言葉を交わすことさえ躊躇してしまいますが

山の上では、適度な距離を置いて 

お互い 情報交換したり

笑顔で言葉を交わしたり。 

従来の”日常”があり ほっとします。

 

ご家族連れの方に チョコをもらいエネルギー補給ができたので

ベテランさんに 教えてもらったルートで

いざ、今までとは違う山へ・縦走を試みることにしました!

 

(天童岩 12時出発)

天童岩から尾根伝いに繋がるお隣り”蛇焼山”を目指します。

 

 

途中、通りすがりのベテランお爺さんに道を尋ねルートの確認。

その情報を頼りに 蛇焼山を下ると

 

 

竜門ダムへ下りる分かれ道 ”後の平”

 

 

ここで 下らずに まっすぐ登り 後黒髪山へ。

 

黒髪山には ”前黒髪”と”後黒髪”があり 今回は 後黒髪山を目指します。

 

 

山は 道をちょっと外れると そのまま 遭難してしまう危険があります。

なので 山を管理する有田町・武雄市 山岳会の方々が

道に迷わないように 分かりにくいところには 

看板を立ててくださり

木に ピンクのリボンテープをつけて 道しるべをつけてくださっています。

有難いです。

なので・・初めてのルートでも 迷わず 進むことができます。

 

・・っで 数分で 後黒髪山山頂に到着~~!!

 

・・あ・・たぶん ここ!

 

天童岩のように 景色が開けて~~辺りが一望できる~~っというようなことはなく

 

ちょっと小高くなった ”ここ”が たぶん 山頂。

 

 

やったぁ~~!!

後黒髪制覇!

 

(天童岩12時~~途中昼食・休憩~~後黒髪山1時)

 

・・っで ここから 有田ダム方面へ下りれるらしいのですが

かなりハードな道とのことで 安易?な いえ‥安全なルートで下りることに。

先ほどの”後の平”の分かれ道まで戻り 竜門峡(竜門ダム)へ下ります。

 

少し下ると 不思議な大岩が・・

 

鬼の岩屋

 

中は人が入れるほどの広さがあります。

まるで 岩を組んで 家を作っているみたい・・。

 

長い時間をかけ 木が根付き・・岩の上には 巨木が育ってます。

 

 

不思議な不思議な 自然の造形美。

 

そして・・もう少し下ると 今度は・・

木が根っこごと剥がれて倒れ

その根っこが まるで ガードレールのように道脇に壁を作ってます。

 

根っこがむき出しになってもなお 葉を茂らせ生き続ける樹木。

自然界で生き抜くって すごいことですね。

 

 

竜門ダムまで もう少し?かな。

足元も 土から石ころへと変わってきました。

 

足に注意をとられていたら・・またもや 巨岩が現れます。

 

 

落っこちそうな巨岩。

それを 支える・・

 

 

たくさんの 愛!

 

みんなで押さえれば 怖くない!・・(苦笑)

 

摩訶不思議な世界を楽しみながら さらに下ると・・

白い大蛇が 地を這う・。

 

 

黒髪山には 大蛇伝説があるそうですが

もし暗がりで この木の根をみたら・・

白い大蛇が 襲ってきているように見えるかも・・(怖)

 

いつもと違うこのルートは見るものすべてが新鮮で

一個一個 感動しながら 写真を撮りながら下りる私たちと対照的に

このルートを通る人たちは 別の山の楽しみ方をしていました。

 

今 流行りの”トレイルランニング”

 

険しい山を駆け上り 駆け降りる 競技。

 

遠くに行けないので この山を何周もしてトレーニングしているのだとか。

 

教えてくれた青年は 笑顔で あっという間に見えなくなりました。

 

他にも 数人のトレランの人たちとすれ違いました。

 

あんな風に 山を走れたら 気持ちいいだろうなぁ~っと

 

膝をさすりながら 羨望のまなざしで 青年の後ろ姿にエールを送るのでありました・・。

 

 

そして・・だんだん 水の音 沢のせせらぎが聞こえ始め

 

 

 

 

竜門ダム駐車場に到着!(2時半)

 

10時半に登山開始から 山を2山経由して 約4時間の登山。

お天気にも恵まれ 気持ちのいい一日でした。

 

・・さて 車は 山の反対側。

どうやって戻ろうか?

とりあえず 近くの喫茶店でお茶をしながら考えよう。

 

結局 山の反対側の駐車場までタクシーで戻ることにしましたが

タクシー代 約3千円ちょっとかかりました(苦笑)

でも・・まぁ 楽しかったから 良しっとしよう。

次は こっちとあっちと・・いろんなところに車を置いて登ろうということに(笑)

 

 

また コロナの感染が拡大し始めました。

緊急事態宣言が出され 

SNSで ネットでの誹謗中傷を見かけるようになりました。

収まらないコロナに 回らない経済

不安が不安をあおり

みんな疲れ果てている・・。

 

少し外に出てみませんか?

空を見上げてみませんか?

木々の間を吹き抜ける風を感じてみませんか?

暑さ寒さを肌で感じ 土に触れ 草の匂いを嗅いでみませんか?

 

以前は、意識することすらなかったこれらの日常が 今は 非日常になりつつある。

 

人に接触しないよう

感染対策というルールを守りながら

自分の心が 壊れてしまう前に

昔の日常を 取り戻してみませんか?

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