工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

小城公園の桜

2011年04月09日 | 日記
昨日の夜は

久しぶりに雨


数日前から 桜予報では

桜は“満開”を迎えていたため

昨日の雨で桜は散ってしまったかも・・・


と 思いつつ

佐賀県小城市 小城公園に桜を見にいってきました。


佐世保市内にも桜の名所はいくつかあるものの

毎年 桜は“小城公園”にいきます。






池の周りに






桜のトンネル






目の高さに桜が花開き

やはり ここでも

“クンクン”

香りをかいでみました。

桜の甘い香り

ほっと

心癒されます。





小城公園の高台に上っていくと





大きな楠

その一本一本がとても大きく

桜だけでなく

その大きな木を見上げているだけで

力が湧いてくるような気がします。


散歩しているだけで

ものすごく元気になれる

小城公園

森林パワーを取り込むため?

いっぱい深呼吸してきました。




その楠の根元






大好きな椿を発見








そして 九州では 一緒に咲くのは珍しい








桜と椿
 
キレイ。






すこし散りかけた桜を見上げていると



通りすがりのおじさんが

親鸞聖人の句を一句

教えてくださいました。


“明日ありと思う心の仇桜

夜半に嵐の吹かぬものかは”



今が盛りの満開の桜も 夜の嵐で散ってしまうかもしれない

だから 自分の命もいつ亡くなってしまうかもしれない・・

 

明日があると思わず

“今日”を精一杯生きなさい

と いう意味が込められた句だということでした。






震災からもうすぐ一ヶ月




一日一日を大切に過ごさなければいけないと

改めて

親鸞聖人の句に

身が引き締まる思いがしました。



そして

今年も こうして

桜に出会えたことに

感謝します。
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