工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

・・きれいな花が咲くでしょう~

2011年07月03日 | 日記
昨日

“365歩のマーチ”を

口ずさみ

今日

なんと

“あなたが 歩いた足跡には キレイな花が咲くでしょう~


の歌のとおり

キレイなキレイな花が咲きました









先月

工房の生徒さんに

某会社の手作りコンテストに出品してくれるようお願いし


いやいや・・と恥ずかしがるMさんから

半ば 無理やり・・??

手作りベストを強奪?!し

出品したところ・・


(ほんとは・・ちゃんと説得し 了承済みですよ。



今日

そのコンテストの審査結果が出て


なんと!!

Mさん

“優秀賞”に輝きました!!


「やったあぁ~~!!



おばあちゃんのために作ったベスト

おばあちゃんと一緒に柄あわせをし

Mさんが縫いあげた

Mさんの愛情のこもった

おばあちゃんお気に入りのベスト


(・・あ・・それを まるで 追い剥ぎのように略奪した私?!・・。

                 いえいえ・・了承済みです・・・
   




嬉しくて嬉しくて

涙がでそうになりました。



Mさんは

工房がオープンした時から

一年間

ほぼ毎週日曜日に

島原から片道約二時間かけて 

通われ

いつも 笑顔を絶やさない

素敵な方です。



そんな

一年間を知っているだけに

本当に嬉しい!!





「おばあちゃんが 喜ぶ!」


と 電話の向こうで嬉しそうなMさん。




この賞の連絡は

家を留守にしていてMさん自身は気付かず

一緒に

出品していたHさんが

某会社のホームページで確認して

連絡をしてくれたもの。


縁とは不思議なもので

このHさんが

たまたま 同じ日に教室で

コンテストに出品しようとMさんを説得したのがキッカケ


(そう・・だから 追い剥ぎ?ではなく ちゃんと了承の上の出品です


ということもあり・・


「Hさんにあの日会ってなかったら出品していなかったかも・・」

と Hさんに感謝されるMさん。







「じゃぁ 今度 みんなで 一緒にお祝い会をしましょ!







洋裁教室で 

数回顔を合わせただけの生徒さん同士

それも

親子ほど 年の離れたMさん・Hさんが

互いに

“物作り”を通して

仲良くなり 良い意味で刺激しあい

お互い“思い出”になる一瞬を共有しあえる



“縁”って 本当に不思議です




私自身も

教室最後に

生徒さんのがんばりが“賞”という形になった

瞬間に立ち会えて本当に良かった



生徒さんの喜ぶ姿を見れて

私自身も

神様から

大きなご褒美をもらったような気がします。



私も Hさん Mさんに出会えてなかったら

こんな大きな喜びはもらえませんでした

感謝









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七夕に願いをこめて・・

2011年07月03日 | 日記
今日は

お休みでしたが

生徒さんが ミシンを引き取りに来られるということだったので

お昼から

職場に行きました。


15日締めの職場なので

それまでは

今までどおり勤務


そこまでで

退社しようかと思っていたのですが

なんと・・

S店舗・E店舗も閉店するという自体に・・




なので

最後の閉店セールのお手伝いに

姉妹店 E店舗の方で

もうしばらく

お世話になることに・・・




世の中

何が起こるかわかりません・・




突然のこの告知に

スタッフ一同

あたふた・・・





もう

じたばたしても仕方ないと

胆の据わった?! E店舗の店長と二人で


「じゃぁ 閉店セールで 売れるだけ売ってしまおう!」と

笑って話をしました。



そう 決ってしまったことを 

とやかく

言っても 何も始まらない




前を向いて

今 やるべきことをやるしかない!!






人生は ワンツーパンチ 汗かき べそかき 歩こうよ~




突然 懐かしい歌が頭をよぎりましたが

でも

今の状況で聞くと

深~い歌ですね・・








そんな歌を口ずさみながら

E店舗をでて

S店舗へと行く途中

広場の片隅には









七夕の笹飾りが飾られていました







短冊も用意され







可愛い願い事も 吊るされていました







そんな中

こんな願いも・・・












“・・被災されたみなさんが

早く復興されますように・・”




そう・・

被災地のことを思えば・・

下を向いてばかりはいられません









私も 被災地の方々の心の痛みが

ほんの少しでも和らぐ日が

一日でも

早く訪れること

心よりお祈り申し上げます。
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