工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

100の言葉

2013年04月04日 | 日記
“現場で生まれた 100 の言葉”

著者 小関智弘












日本の「もの作り」を支える職人さんたちの

心意気が ぎっしり詰まっている本です。






行数にすれば

ほんの2,3行ですが


その短い言葉の中に

ものを作る職人としての

“こだわり”や曲げられない“信念”などがこめられ

大変な苦労と困難の中に

“ものづくり”に対する愛情が溢れかえり


とにかく

「もの作りが 楽しくてしょうがないっ!」

そんな想いが伝わってくる本です。







その言葉の中に

この先の日本の行く末を見据えた言葉もあり



「・・技術者としてのチャレンジ精神がなければ

 生き残れない時代です。工夫は無限です・・・」




という言葉もあり

身の引き締まる想いがしました。










10年 20年後・・・

もう一度 読んでみたい

そう思える本でした。
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