工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

久留米絣 薬入れポーチ

2020年08月11日 | 久留米絣~~バッグ小物

久留米絣で お薬入れポーチ 三日分! をお作りしました。

 

 

どういうことかと言うと・・・

三つ折りになっていて・・開くと・・

 

 

 

じゃん!

 

もう一段 開くと・・

 

 

 

こんな感じ。

 

一日分(朝・昼・晩)のお薬を小分けして入れることができ

 

 

一段・一段・・が ファスナーになっています。

 

 

 

 

旅行先や外出時用の お薬入れ。

これで お薬飲み忘れ防止!

快適にお過ごしくださいませ。

 

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アンティーク時計に・・はまってます 第二段!

 

ヤフオクでも 今は 海外からの出品者の方もいて

海外(アメリカ)でしか手に入らないアンティーク時計を

手に入れることができます。

 

・・っで 

日本製とは また ちょっと違う インデックス(文字・数字)の

可愛らしさに惹かれ・・

海外からメール便で送っていただきました。

 

 

”ブローバ(BULOVA)”右二つ・・と

”ハミルトン(Hamilton)"左

 

ブランド物の時計・・お高いんでしょ?っと

思いきや・・

一つの値段は・・3000円くらい。

 

じゃぁ、偽物じゃん!っと思うでしょ?!

これら 1950年代のアンティーク時計の相場は

ブランド物でも この値段が 相場。

 

状態が悪いモノは もっと安い値段1500円くらいで

これまた ばった売り されてます。

 

物の値段って・・・ほんと なんなんでしょう??

 

 

 

 

右端のハミルトンは、1950年代の物(手巻き時計)ですが

届いてすぐ

ネジを巻いたところ しっかり 時を刻み始めました。

これまた 電池式のクォーツ時計と1分たりとも誤差なく・・。

 

 

オーバーホール(分解掃除)に出さなくても

 

これだけの正確さを保つとは・・

製造から・・70年は経っているのに・・

made in swiss・・・恐るべし・・。

*ハミルトンはアメリカの老舗ブランドですが、

当時、工場はスイスにありました。

 

真ん中の時計(ブローバ)は 1939年。

戦前ですね。

さすがにこれは動いてませんが 80年の時を経ているとは思えないほど

金メッキの状態がいい。

 

日本製もそうですが 

この金メッキは 古い時計ほど 厚く塗られているそうで

昨今の時計の金メッキは薄く 1年ほどではがれてしまう物もありますが

古い時計ほど 厚塗りをしてあるため はがれにくい・・そうです。

そして

時計の縁(ベゼル)が彫刻風に刻まれているのが この時代の特徴。

1920年~1930年代のアールヌーボーの名残が残っています。

 

 

左端の時計(ブローバ)は 1954年。

戦後ですね。

女性が社会で活躍し始めた時代です。

この時計の特徴として

赤い秒針がついていて

インデックス(数字)も細かに記されています。

 

今では 当たり前の 3針(時・分・秒)ですが

この当時 女性の時計では珍しく

この赤い秒針がついており

看護婦さんたちが 脈を測るのに重宝したことから

当時は ”ナースウォッチ””と呼ばれていたそうです

 

そのためか・・この時計のインデックス(数字)は

1・2・3の”時間”だけでなく

5・10・15・・・・っと ”秒 分”も記されています。

例えば・・1の数字の上には 5分の”5” 2の上に ”10”など・・。

まさに 働く女性のための時計 ですね。

 

 

たった 3点の時計を比べてみても

その時代の流行や 時代背景が分かります。

 

着飾るための”装飾”的要素が残る 1930年代の時計。

仕事に従事するための ”必要”性を兼ねた 1950年代半ば。

華美な装飾が取り除かれ シンプルさが流行る 1950年代。

 

ほんとに・・アンティークって面白い。

 

 

・・っで アンティーク時計への興味は

さらにさらに・・時代を遡るのでありました・・。(つづく・・)

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