工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

久留米絣・飾り襟ワンピース

2020年11月28日 | 久留米絣~~ワンピース

久留米絣で前見頃のみ飾り襟のワンピースをお作りしました。

 

 

 

シルエットは 被りで着られる Aライン。

両脇に スラッシュポケット。

 

 

以前は、

「ハンカチや鍵をちょこっと入れるため・・」だったのが

最近は

「マスクを入れるため!」にもポケットは必須!

 

絣の柄に 赤がちょこっと入っているので

 

 

袖口にも赤をちょっとだけ入れてみました。

袖口は スリット入り。

 

そして・・ここにも。

 

 

前見頃のみの飾り襟。

こちらの縁にも 赤。

絣の紺色には 赤が映えます。

ちょこっと入れるだけで ぐぐ~~っと久留米絣の可愛さが増しまし。

 

楽ちん”かぶり”のワンピースですが 後ろ襟にスリットでさらに脱ぎ気しやすく。

 

 

後ろは・・こんな感じ。

 

 

・・っで さらに・・

 

 

取り外し式の共布 細ベルトをつけて 後ろだけ絞ると

 

こんな感じ。

 

さらに しっかり ベルトとして ウエストを絞ると

 

 

また 違った女性らしいワンピースをお楽しみいただけます。

 

やっぱり 絣は可愛いですね~。

 

今年は いろんなことが”当たり前”ではなくなった一年・・。

そんな中、変わらずオーダーをいただき

本当にありがとうございました。

来年も 頑張ります。

 

 

なんだかんだの一年でしたが

今年も後一か月あまりになりました。

ラストスパートの一か月。

がんばります!

 

 

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昨日は、長崎市内に付属を買いに行きました。

長崎市内には 昔ながらの”ボタン屋”さん”手芸品屋”さんが

路地裏にひっそりを残っていて

大手の手芸屋さんが扱っていないような付属も

まだ取り扱っていたりします。

なので 福岡や佐世保で買えない付属は 

長崎市内の手芸屋さんにいきます。

 

昨日も 昔ながらの 職人気質?!のおじさんが

手際よくファスナーの長さを調節してくれました。

助かります。

 

・・で 帰りに 長崎市内~佐世保まで

外海(そとめ)周りで帰ることに。

 

海に囲まれた長崎県。

その一番 外側の海沿いのコース”外海(そとめ)”

 

とにかく・・眺めがいい!

 

 

荒々しい波に削られ 作り上げられる奇岩

 

 

 

・・と 青い海・白い砂浜

 

 

海沿いをなぞるように道が続く・・・。

 

途中 山を一山超える度に

漁港やかまぼこ工場など 集落が現れます。

 

その集落の一つに・・

 

 

 

禁教令がひかれた江戸時代

キリシタン信者が多く住んでいた外海の出津(しつ)集落。

今も 教会などが残る歴史の町です。

 

そして キリシタン弾圧の時代に

信仰を貫く苦悩と葛藤を描いた

遠藤周作”沈黙”

 

 

その遠藤周作文学館が この外海の海岸線沿いにあります。

 

 

断崖絶壁の上に建つ ここは

”夕陽がきれいな”ことでも知られ

併設する道ノ尾駅には 観光バスもきてました。

 

お天気が良ければ 遠く水平線まで見渡せる眺めのいい公園。

 

青空が広がる日にまた通ってみようと思います。

 

 

長崎は 縦に細長い地形のため

県北の佐世保に住んでいると

歴史が数多く残る県南の長崎市内のことを

ほぼ知らなかったりします。

この2年 長崎市内によく遊びに行くようになり

ようやく 長崎の歴史に触れ 魅力に気づき始めたところです。

 

まだまだ 行ってない場所

知らない歴史・・たくさん ありますね。

ぼちぼち・・開拓していこうと思います。

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