工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

綿 水耕栽培日記 ~~2017.12月~~

2018年04月01日 | 綿栽培日記

12月に入りました。

今年も もうあと一か月。

季節は・・冬。

 

綿花は どうなったかというと・・

 

2017.12.05

 

先月 実が膨らんでいたものが・・

 

 

 

 

なんとっ!!

 

 

 

はじけました。

 

 

我が家の水耕栽培のみで育った 初 綿です!

おぉ~感動!

ちゃんと ”綿”になってます。

 

 

 

そして・・こちら 新参組もがんばってます。

 

 

 

 

 

12月、冬真っ只中ですが

大きな花が咲きました。

 

ちなみに・・

こちらは・・

 

 

(ちなみに・・塩株です)

 

花が咲いた株の全体画像ですが・・

茎の中央部分。

綿の実が弾けています。

 

この綿は

屋外で育っていた頃についていた実が

水耕栽培に移行したのち 弾けたもの。

なので 水耕栽培のみで育って弾けた綿ではありません。

 

アメリカなどでは

綿の実を早く弾けさせるために

枯れ葉剤を撒いて 実を弾けさせる・・らしく

なので

綿の実を弾けさせるためには

”枯らさなきゃ”と

最初 勘違いしてました・・

 ・・が

 

じつは・・

綿が弾けるのは

 

”枯れる”から弾けるのではなく

 

実が ”熟す”から 弾けます。

 

 

・・なので

同じ茎に

実が弾け カラッカラに乾燥した綿の実・・と

 

新芽や 花芽

蕾が膨らんで 咲いた綿の花が

共存?!します。

 

 

参考までに・・

これは 屋外でプランター(土壌栽培)で育てたもの。

実だけが カラカラに乾燥をはじめ

実の先っぽが割れ始めます。

この時の殻は かなり硬いです。

 

翌日くらいには

この殻が自然にめくれ上がり

中から 

真っ白い綿が 顔を出します。

 

こちらは・・

 

 

 

乾燥して茶色に色が変わってしまう前に

収穫したもの。

 

完全に乾燥せずに収穫しても

最初は

綿が ぎゅっと縮こまったままですが

その後 自然に乾燥がすすみ

最終的には ほぼ フワフワの綿になります。

 

 

 

ちなみに・・

 

綿の実が弾けた後

収穫せずに つけたままにしておくとどうなるか?!

 

その実の部分だけが どんどん乾燥していき

殻は どんどん カラカラに硬くなり

最終的には・・

 

 

 

フワフワの綿の部分だけ 自然と落ちます。

 

 

 

 

綿が 殻から外れるとこんな感じ。

 

フワフワの白い綿は 

種を守るためのカバーのようなものなので

自然界では

このまま 綿にくるまれた種は 地面に落ち

発芽して また 大地に根差していくものと思われます。

 

 

 

自然界の摂理。

 

よくできてるなぁ。

 

 

**************

 

2017.12.22

 

冬とはいえ

お天気がいいときは 

春の陽気と変わらないくらい暖かく・・

 

 

 

 12月のはじめに咲いた花の更に上に

 

 

 

またまた 大きな花が咲きました。

 

12月のはじめに咲いた花は

屋外にいた頃についた花芽が咲いたもの。

今回の花は 水耕栽培に移行したのち

花芽が出て 

花開いたもの。

 

 可愛いですね~。

 

 

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