今日は、雲一つない良い天気。
気温も 20度まで上がるという予報。
家に居るのももったいない。
来週、佐賀県武雄の黒髪山に登る予定でしたが
来週は 雨予報・・。
・・っということで 急遽 川棚のマッターホルン!と異名を持つ
虚空蔵山に登ることに。
今日は、春分の日。3連休の中日ということもあり
木場駐車場はほぼ満杯。多くの登山者が 山道へと入っていく中
遅れをとらぬよう
いざっ!出発!(木場駐車場横に登山口があります。)
杉木立の下、気持ちのいい日差しが差し込んできます。
春になったこの時期、植物たちの新芽が一斉に顔を出し始めています。
アオキ。
冬場は ヒヨドリが大好きな赤い実を実らせます。
大きなシダ植物。
新芽がまるでライオンのようにフサフサ。
全体で 1Mはあるかな・・まるで ジャングル。
大きな植物の新芽も迫力があり 眼をひきますが
こちら 山アジサイ。
新芽がひっそり顔を出しています。
・・で
20分弱くらいで・・分岐点。
冒険コースと家族コース。
迷わず・・家族コース(楽なコース)へ。
虚空蔵山は 傾斜はきついですが
山道がはっきりしているので道に迷うことはありません。
案内板も要所要所で出てくるので 安心です。
緩やかな山道もあれば こんな石段も・・待ち受けてます・・。
でも、これを登り切れば・・
山頂!到着。
虚空蔵菩薩様が祀られています。
まずは お参り。
山頂の看板は??っと探すと・・
あったぁ!
虚空蔵山 608M
山頂からの景色は こんな感じ。
眼下に広がるのは 大村湾です。
360度の大パノラマ。
お天気は良いし、最高です。
すでに山頂は 多くの登山者で満杯!
皆さん おいしそうにお昼ご飯を食べられていました。
さっそく私もおにぎりに かぶりつく。
青空の下、いい景色を見下ろしながらの至福の一時です。
山頂には 馬酔木(あせび)でしょうか?
いえ・・後日 調べた結果
サカキ(榊)の仲間の
”ヒサカキ”でした。
サカキとは また異なる花をつける ヒカサキ。
榊と同じく 神事で使うそうです。
その横には ミヤマキリシマかな?
新芽が顔をだしています。
5月くらいになれば
この辺りは 満開の花で 赤く彩られるのかな?!
楽しみです。
この日は、ぞくぞくっと登山者が登ってきます。
学校がず~っと休校だったということもあり
ほとんどが 子供連れのお父さん。
運動したくてたまらない子供たちには
絶好の休日ですね。
・・っで
山頂はそんなに広くはないので
お昼を食べたら 場所を交代。
いざっ!下山。
今度は、登ってきた家族コースではなく
冒険コースで下りることに。
・・っで
さすが・・冒険コース
さっそく 岩場を下りるところから始まります・・。
登るより・・下る方が大変。
ましてや それが岩場となると さらに大変。
足場が 靴の幅しかないような岩のくぼみに足をかけながら
やっとこさ・・下り
ふと 目を見上げると・・
モミジの新芽。
苔むした切り株には
様々な 植物。
切り株全体を覆うのは シノブゴケ
切り株の根本には シシラン
同じく緑の苔に覆われていますが
こちらの苔は・・ホウオウゴケ
これは・・同じく岩場に生息していますが
??リュウノヒゲに似てますが 花が違う・・(わからない・・)
こちらは・・シダ。
寒い冬を乗り越え 新芽が芽吹いてます。
岩場には多くの植物が命を宿していますが
岩に根をはり生きるのは・・小さな植物だけではなく
こんなに大きな植物まで
岩場に 蜘蛛の巣のように根を張り 息づいてます。
あれだけの太い幹を支える根の強さって・・どんだけ・・(驚)
長い年月をかけ 自然の暴風に耐え忍び
曲がることなく まっすぐ 空に向かって伸びる。
そんな生命力にあふれる木々に
”生きる!とは、こういうことだっ!”と
喝っ!・・を入れられた気がします。
木々に圧倒されながら 岩場を下りていくと
つぎは・・鉄のハシゴ
このハシゴを渡り
マムシ注意の警告にびびりながら
さらにすすむと・・・
サツマイナモリの群生が広がります。
可憐な白い花
この群生が一段落するころ
最初の分岐点(家族コースと冒険コース)にたどり着きます。
駐車場まであと少し。
のんびり下っていくと
行きがけには見つけきれなかった植物を発見!
マムシクサ
冬場は葉は枯れ 赤い実をつけます。
ちょうど 新しい葉が芽吹き始めているようです。
こちらは・・
フユイチゴ。
一個だけ赤い実が食べられずに残っているようです。
イチゴという名ですが あまりおいしくはないそうです。
こちらも同じく イチゴの葉っぱ。
ヘビイチゴ
緑の葉陰に赤い実がおいしそうにみえますが
こちらも あまりおいしいものではないそうです。
山頂から下山はじめて1時間ほどで
駐車場に到着!
久しぶりの山登りは
・・足に堪えました。
特に今日は 帰りに温泉に寄らなかったので
夜は足がだるくて・・ダルクテ・・・
やっぱり 登山後は 温泉でマッサージは必須のようです・・。
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