先日、かつての「2010年東京六大学野球大会秋季リーグ」優勝決定戦 、早稲田大学対慶応大学の試合が、テレビで放映されていた。両校が勝ち点、勝率とも並んだために、50年ぶりで行なわれた試合で感激した。
試合結果は、10対5で早稲田大学が優勝を決めたが、この試合の解説者が、次のことを話していた。
『野球は、セオリーどおりに行なうべきである。例えば、あと1点がダメ押し点につながる時は、送りバントで走者を二塁に進めるべきだ。また、野球には流れというものがあり、その流れに乗っていくのがセオリーだ。』
早稲田大学の投手は、日本ハムのドラフト一位指名の斎藤佑樹が8回途中まで投げ、その後は、6球団からドラフト一位指名を受けた西武ライオンズの大石達也投手だった。
大石達也投手は、肩を痛めたことから9年間の現役生活であった。132試合に登板し5勝6敗8セーブの成績で、昨年、プロ野球のユニフォームを脱いでいる。本人は、プロ野球選手として活躍するのが目標であったと思うが、夢で終わったのかもしれない。
このようなことは、人生にも当てはまるかもしれない。我々は、一発逆転を夢見ることも多いが、夢で終わることの方が多い。スポーツに限らず、人生を潤いのあるものにするためには夢も必要で、正夢にしたいのも事実であるが、場合によっては夢の見直しも必要である。
その見極め方や割り切り方が大切で、そのためには、信念、不断の努力、知識・経験の蓄積、信頼できる人の助言等が必要になると思う。イチロウさんを見みてもそう思う。
しかし、人生は思い通りにはいかず、人生は色々である。結果はどうであれ、人に迷惑をかけないかぎり、夢に向かって全力投球すると共に、夢を見直す勇気も必要ではないだろうか。
「十勝の活性化を考える会」会長
注)東京六大学野球連盟
一般財団法人東京六大学野球連盟は、東京を所在地とした6校の大学の硬式野球部で構成された大学野球リーグである。
現存している大学野球リーグでは最も長い歴史がある。
1903年に開始された早稲田大学と慶應義塾大学の対抗戦を発祥とする。1906年、応援の過熱などから早慶戦は中断されたが、明治大学(1914年)、法政大学(1917年)、立教大学(1921年)、東京帝国大学(現在の東京大学、1925年春)が参加。同年秋リーグから他校の説得により早慶戦が再開され、ここに東京六大学野球連盟として正式に発足した。翌年の1926年10月には神宮球場が東京六大学野球連盟の協力の下で完成、実質的には連盟専用球場として運用されることになる。
プロ野球人気が高まりを見せるまで長く日本の野球人気の中心的存在であり、土日に神宮球場で開催されることもあって大学野球連盟の中では平均入場者数が最も多い。プロ・アマチュア球界へも多数の人材を送り出してきた。
[加盟大学]
(出典:『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋)
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