関寛斎翁の生涯を追って
ひとなみの 道は通らぬ梅見かな
たぐい稀なる才能と行動力を持った蘭方医、関寛斎の生涯を「今」たどることにより、未来への智慧を授からんと欲し、この連載を始めたいと思います。
まず先週の「ピアソン夫妻から関寛斎へ」にて、寛斎翁が愛読し和訳した詩編23編について、以前からブログで応援していただいているムベ様が現代文字に書き起こしてくださいました。
大変感謝申し上げるとともに、現在手元にある資料をすべて掲載します。
第一日から八日までありますが、私の能力では書き起こすことができませんので、知見をお持ちの方々に資料として公開いたしますので、ご覧ください。
主 は我の牧人なり我に不足を与うる事なし
主は我を緑野に伏するを命ぜられたり亦た、
主は我を静かなる水辺に導き賜う
主 は我に牧場を備え以て牧者の
注意の
主の面前に於いて我の需要を与えたり
又注意深き眼を用いて我を守護し賜い
日中に在っては我を傍らに導き
夜間に至り我の為 防ぎ賜る
主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。
主は私を緑の牧場に伏させ、いこいの水のほとりに伴われます。
主は私のたましいを生き返らせ、御名のために、私を義の道に導かれます。
たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから。あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めです。
(文字起こし:新改訳 ムベ様)
「関寛斎顕彰会資料:斉藤省三氏編」
「十勝の活性化を考える会」会員 K
詩編23編は絶えず口ずさんでいたものですから・・
どなたか、きちんとした知識のある方の助けありますように。
私も、ゆっくりと読ませて頂き、恵みに与らせていただきます。
ありがとうございます。
いつもありがとうございます
この寛斎訳詩篇23編はもうすぐ関寛斎顕彰会:斉藤省三様が地方誌に投稿されるようです
詳しい解説が出ると思いますので、期待して待っています
関寛斎はキリスト教者ではありませんでしたが、トルストイに傾倒しており当時ロシアの農奴解放と日本の小作農制度の打破にかける思いがリンクしていたと思います
毎日論語と聖書を愛読していたことは、移りゆく時代の変化が彼の内心に投影されていた現れかと思われます
これから少しづつ関寛斎の足跡を追いかけてまいりますので、どうかお付き合いください
ありがとうございました