結納の日、義母が嫁ぐ娘の義父に「あなたは往生際が悪いですね」と言った。また先日、相撲界で一番長い力士人生を送った“安美錦関”が引退の記者会見で、次のようにも語った。「好きな相撲を長くとれて、幸せな力士人生だった。」と。
引退には、力士の引退のほかプロ野球選手の引退、歌手の引退などいろいろあるが、私は8年前の60歳で定年退職しすぐに脳出血を患ったために、いま再出発している。手術の際、脳神経を切ったので脳血管性認知症であるが、「十勝の活性化を考える会」への投稿などで頭を使うので、ボケ防止にも役立っている。
ある日、私より10歳ぐらい年上とみられる女性同士が、人生は「引き時」が大切だと話しているのを聞いて思った。私の引き時は、いつになるのか・・・・・?
私の記憶に残る力士の引き時は、横綱の千代の富士関である。横綱は引退会見で、「体力の限界・・・気力がなくなり引退することになりました。」と呟いたのは有名な話である。
私の引き時は、脳出血の時のように突然やってくるかもしれないので、悔いのない毎日を送ろう。そして、出来れば最後まで現役でいたいと思っている。現役であれば、様々な人との出会いがあり、誰かの役に立つことができるかもしれない。
「十勝の活性化を考える会」会員
注)往生際が悪い
(読み方:おうじょうぎわがわるい)
窮地に追いやられて負けを認めざるを得なくなった局面においてもなお態度や振る舞いに潔さがなく、未練を持ってぐずぐずしていたり、悪あがきをしていたりする様子などの意味の表現。
(出典:Weblio 辞書)
注)脳卒中
脳卒中について知りましょう.「脳卒中」にはいくつかの種類がありますが、大きくは脳の血管がつまる「脳梗塞」と、脳の血管が破れて出血する「脳出血」や「くも膜下出血」に分けられます。
(出典:田辺三菱製薬株式会社、「ノウコウソク.ネット」より抜粋)
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