平成31年4月13日、「十勝の未来を考える自治職員の会」主催、大正大学教授浦崎氏の講演「十勝広域で高校生へのアプローチを行う意義」を聞いてきた。会は、次の開会挨拶で始まった。
『急激に時代の変化が進む社会情勢の中、二十年後の十勝を考え、次世代に地域を繋いでいくことを一年間みんなで考えて、辿り着いた一つのキーワードは、「高校生」でした。
二十年後、地域を動かすのは今の高校生の世代です。新年度、そして平成が終わり新たな元号の令和へ。十勝の未来を多くのみなさんと考え、具体的な行動に繋げていきたいと考えています。』と。
講演を聞いてきた理由は、私たちの会の名称“十勝の活性化を考える会”と似ており、何かの参考になると思ったからだ。主催者の挨拶にあるように二十年後の十勝を支えていく人たちは「高校生」で、確かに重要と思った。この講演を聞いてから、私たちの会の検討テーマを「教育」と「町内会」にしようと思った。
先日、帯広市中心市街地にある商店街を歩いてきたが、「空き家」と「空地」が目立った。このような現象は何も帯広市だけの現象ではなく、全国各地に見られる現象で、人口減少が進むとまちがゴーストタウン化してしまう。
例えば、米国のデトロイト市はかつて自動車の町として知られ、最盛期には180万人の住民がいたが、現在は70万人程度で失業率や貧困率が高く、犯罪の町として有名である。だから、十勝の活性化のポイントは、知恵比べでもある。
「十勝の活性化を考える会」会長
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