東京オリンピック・パラリンピック組織委員会兼日本ラグビー協会の森喜朗会長が、いつものとおり“失言”して、世界中から厳しい批判の声が上がっている。いつも思うのであるが、これは失言ではなくそのように思っているから、つい言葉に出たのであり失言ではない。
失言内容は、女性蔑視発言であったが、モーニングショーのコメンテターターの玉川徹氏が次のように言っていたが、引き際が大切である。
『日本が男尊是非の国であると、世界の人から誤解された森会長の罪は大きい。責任を取ってすぐに辞めてもらわなくては、日本人のすべてが女性を蔑視していると見られてしまう』と。
菅義偉首相をはじめとして政治家のスキャンダルが続いているが、政務活動費は私たちが納める税金が使われているのである。政治家は、私のような年金生活者ではないのであるが、政務活動費に対する常識は、国会議員も私も同じだと思っていたがそうではないらしい。
ところで、東京オリンピック・パラリンピックの開催が危ぶまれているが、森会長の失言が冷や水になったことには間違いない。新型コロナウイルスのワクチンが出来て、その接種が各国で始まっており、その効果が早ければ3月中に分かるという。
開催するかしないかは、国際オリンピック委員会(IOC)で決めることであるが、その運営資金は放映権料とスポンサー収入等によるもので、無観客でも開催した方が利益になるそうである。なお、開催判断の最終期限は、3月から6月くらいに代表選手の選考を行うので、その段階でも十分対応できるらしい。
東京オリンピック等が中止になれば、半年後の北京で開催予定の冬季オリンピックにも影響を与えることになると思うので、平和の象徴であるオリンピックが中止されるのは寂しいが、新型コロナ禍で命を落とす人にとっては、新型コロナウイルスがいなければと思って、もっと寂しいと思う。
「十勝の活性化を考える会」会長
注) 森喜朗
森 喜朗は、日本の政治家。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の会長。
衆議院議員、文部大臣(第105代)、通商産業大臣(第56代)、建設大臣(第62代)、内閣総理大臣(第85・86代)、自由民主党政務調査会長、自由民主党幹事長、、、自由民主党総裁(第19代)などを歴任した。
(出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋)
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