今年で10歳の大型犬“ゴールデンレトリバー”を飼っている。老犬であるが、危険などを察知したときに “犬の遠吠え”をする。
地震でブラックアウトになった時や救急車などのサイレンの音には特に敏感で、遠吠えする。周波数がサイレンの音と同じで、遠吠えをして人間に危険を知らせるのだ。
犬の祖先であるオオカミは、仲間に「狩りに行くぞ!」の意味で遠吠えするが、現代の犬の遠吠えには、また違う意味があるそうだ。
また犬は、寂しい時やストレスを発散する時、また仲間同士のコミュニケーションをとる手段として遠吠えをするそうで、これはオオカミの血を引いているからである。
2004年のスマトラ沖地震では、津波で20万人以上が死んだと見られているが、津波が来る前にインド象をはじめ多くの動物が逃げ出したという。動物には、人間にはない何かの察知能力があるのだろう。
毎朝、毎夕、10キロ離れた十勝川の河原に妻と一緒に車でいき、人がいないのでリードを放して散歩する。犬も自由になるから、散歩を楽しみにしているようだ。
いつも公園などで、犬を前にいかせて散歩している“犬バカ”を見かけるが、犬は上下階級を意識する動物であるから、犬を前に歩かしたらしたら自由気ままな犬になりかねない。
これは人間にもいえることで、自分のような自己中心の人間にもなりかねない。犬の言葉を借りると、「最近の人間様を見ると自己中心の人が多いと感じるのは、“人間疎外”や“ストレス”が影響しているのかもしれない」と。
なお、“ゴールデンレトリバーは”優しい犬種といわれ盲導犬にもなるが、動物であるから時には機嫌が悪い時がある。犬は妻を噛んだりするが、自分に対しては上下階級を意識して絶対に噛んだりはしない。
犬を見ていていつも思うのだが、人間はときどき嘘をつくが、犬は絶対に嘘をつかないので、人間さまも犬を見習う必要がありそうだ。
「十勝の活性化を考える会」会長」
(参考)
- 優しい犬1位:ゴールデン・レトリバー
- 優しい犬2位:ラブラドール・レトリバー
- 優しい犬3位:トイ・プードル
- 優しい犬4位:シーズー
- 優しい犬5位:キャバリア.
- 優しい犬6位:パピヨン.
- 優しい犬7位:ミニチュア・シュナウザー.
- 優しい犬8位:ミニチュア・ダックスフンド
- 優しい犬9位: フレンチ・ブルドッグ
- 優しい犬10位:柴犬
(出典:mofmoより)
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