十勝の活性化を考える会

     
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教育「巧みな質問ができる人できない人」

2019-06-05 05:00:00 | 投稿

本:「巧みな質問ができる人できない人」

(中島孝志著より)


「つい口を出したくなる」のをこらえてじっと聞け。

賢者は聞き、愚者は語る」というイスラエル王ソロモンの言葉を持ち出すまでもないが、まさに聞き上手の人ほど賢い。
ところが、頭のいいようで愚かな人間は、会議をまるで自分のワンマンショーと錯覚しているのか、周囲の意見を吸い上げない。そして最初から終わりまでしゃべり続けるのである。

逆に愚かなようでいて賢い人間は、周囲のいい分をじっくり聞き、そして判断する。
それが上手な人間関係の築き方なのである。上に立てば立つほど聞き上手でなければならないと思う。  (中略) 

~松下幸之助のこと~

「ああしろ、こうしろと自分から結論を出さず、何回も根気よく質問を繰り返し、
担当者たちに徹底的に考えさせる。そして、ひとつ結論が出ると、それまでの労をねぎらう。あれほどまわりの人に感謝をした人はいない。けれども何事にも満足しなかった人もいない。

最初の頃は自分ですべてを決めて、部下に命令するというのが普通だったようです。創業オーナーなのですから、当たり前といえば当たり前です。
相談役になられてからは、責任の発生するような命令は一切せず、すべて部下に考えさせるようにされていたようです。かなりの努力が必要だったのではないでしょうか。つい、口を出したくなるものだからです」 そのときのシーンが目に浮かぶようだ。

教育上、何かの参考になれば幸いです。

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2 コメント

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コメントありがとうございました (事務局)
2019-06-05 12:04:47
「沈黙は金、雄弁は銀」ということわざがありますが、人はなかなかそうできないからなのでしょうか。
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自分のことみたい (寺町 修)
2019-06-05 05:19:19
自分のことを言われているみたいです。
まさに図星です。
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