世界のコロナウイルス感染者数の増加が、止まりません。既に感染者は1,400万人で、毎日20万人が感染しています。
しかも現在はまだ右肩上がりなので、今年末には4,000万人を超える見込みで、全人類(78億人)の実に200人に1人の割合です。単純な計算なので、だれが予想してもこうなります。
ウイルスによる感染症の拡大は、人との接触が原因ですので、これを避けようとして引きこもることで、観光業、飲食業、航空業界、イベント関連など、人の移動と集合を伴う産業が大きな打撃を受けています。
これらの産業を助けるために、どの国でも財政出動の名のもとに、大量のお金をばらまいています。ただ、このお金は税金というより、その多くは、いずれ私たちが払わなければならない「借金」です。
借金大国である日本の日銀が、大量に国債を買い取る仕組みは分かりませんが、いずれ破綻するのではと不安になります。
国家が無尽蔵に貨幣を発行して、経済が破綻してしまうのは、歴史的にみても何度も起きていることです。
日本でも新型コロナウイルスが原因で、千人近い人が亡くなっています。大被害には違いありませんが、一方で、実体経済の疲弊はもちろんのこと、貨幣経済そのものが立ち行かなくなる大きなリスクが、迫っているのではと心配になります。
テレビのワイドショーで、些末な問題を大々的に取り上げる一方で、国の借金の話題がほとんど出ないことも気になるところです。
「10万円もらって、喜んでいる場合ではない」と考えるのは、私だけでしょうか?
「十勝の活性化を考える会」 会員
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