十勝の活性化を考える会

     
 勉強会や講演会を開催し十勝の歴史及び現状などを学ぶことを通じて十勝の課題とその解決策を議論しましょう

“つもり”ということ

2020-07-11 05:00:00 | 投稿

 

私たちは、つもりで生きていることが多い。たとえば、知っているつもりとか、覚えたつもりなどである。

 

私は高次脳機能障害者なので、覚えたつもりだがすぐに忘れる。齢をとったら忘れるのは当たり前だが、病気なので齢をとらなくてもすぐに忘れる。

 

高次脳機能障害とは、病気、事故で脳に損傷を受けた後に起こる後遺症で、原因の病気として、脳卒中(脳こうそく、脳出血、クモ膜下出血など)や脳の外傷(交通事故、転倒など)などがある。

 

このつもりのことであるが、気になることがある。人は、どこかで聞いたことがあると良くいうが、その中身を問いただすと詳しくは知らないという。

 

これは確かに聞いたが、詳しく知らなければ聞いたことにならないのと同じで、初めから知らないと言った方が良いのではないだろうか。

 

読んだつもり聞いたつもり見たつもりなど「つもり」はたくさんあるが、読書、新聞、テレビにしても、知識・情報を蓄積するのが目的である。

 

しかし、実際に経験・体験することも重要であるから、現場に赴き、現物を取って、現実を知るという三現主義を大切にしている。

 

「百聞は一見に如かず」という諺があるので、現場に行って現物を見るようにしているが、聞くと見るとは大違いのことが時々ある。

 

「十勝の活性化を考える会」会長

 

 

注) 三現主義

 

問題解決するときの1つの姿勢。「現場」に出向いて「現物」に直接触れ、「現実」をとらえることを重視する。 生産分野においてとくに重要とされてきたもので、日本の高度経済成長を支えた精神として認識されることもある。空理空論を展開するのではなく、3つの「」にアプローチすることは、あらゆる領域問題解決において共通して重要である。

 

(出典:コトバンクより)

 十勝の活性化を考える会」会員募集 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿