先日、入会している「レコードボランティアの会」主催の“懐かしき昭和の歌謡曲”を聞いてきた。その日の歌謡曲を挙げると、以下のとおりである。
- アジャパー天国(歌手:伴順三郎・泉智子、昭和28)
- すーだら節(クレージーキャッツ、昭和36)
- まつきの小唄(二宮ゆき子、昭和40)
- レットキッス(坂本九、昭和41)
- ミヨちゃん(ドリフターズ、昭和44)
- 大勝負(水前寺清子、昭和45)
- UFO(ピンクレディ、昭和52)
- みそ汁の歌(千昌夫、昭和55)
坂本九さんが御巣鷹山のジャンボ機墜落事故で亡くなってから36年、520人が犠牲になった航空機事故で史上最悪の事故であった。最愛の妻と二人の子供を残して45年の短い人生は、さぞ無念の死であったろう。
また、千昌夫さんは不動産投資の失敗などで多額の借金を抱えていたが、主催者によれば債権者側と1億円で和解したそうである。彼の歌った“みそ汁の歌”は、良く口ずさんだ思い出深い歌なので掲げよう。
【 みそ汁の歌 】
(セリフ) しばれるねぇ 冬は寒いから味噌汁がうまいんだよね うまい味噌汁 あったかい味噌汁 これがおふくろの味なんだねえ あの人 この人 大臣だって みんないるのさ おふくろが いつか大人になった時 なぜかえらそな顔するが あつい味噌汁 飲む度に 思い出すのさ おふくろを 忘れちゃならねえ 男意気
(セリフ) へぇーそうか おまえさんも東北の生まれか 気持ちはわかるが あせらねえ方がいいな やめろ! あんなあまったるいもの好きな女なんか 何がポタージュだい 味噌汁の好きな女じゃなくちゃ!! 寝るのはふとん 下着はふんどし ごはんのことを ライスだなんて言うんじゃないよ。
田園調布? 家を建てるんなら岩手県 それも陸前高田がいいね 金髪? き・・・金髪だけは いいんじゃないべかねえ それにしても近頃の人は 何か忘れてるね これでも日本人なんだべかねぇ 日本人なら忘れちゃこまる 生まれ故郷と味噌汁を 何だかんだと世の中は 腹が立つやら 泣けるやら どこへいったか親孝行 まるで人情 紙風船 忘れちゃならねぇ 男意気
(セリフ) ふるさと出てから16年 いつもおふくろさんの ふところ夢みておりました 思い出すたびに この胸がキューッと痛くなるんです 思わず涙が出てくるんだなあ それにしても今夜はしばれるねぇ このぶんだと雪になるんでねえべか
おふくろさんの味噌汁が食いたいなあ・・・かあちゃーん!!
「十勝の活性化を考える会」会員
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