茨城県南部。筑波山の北に続く山すそのに
「雨引観音(あまびきかんのん)」がある。
板東24番札所になっていて、584年に開かれたずいぶん古いお寺だ。
聖武天皇、光明皇后、嵯峨天皇などの名前が出てくる。
足利尊氏や徳川家康からも大事にされた歴史が書かれている。
安産、子育てに霊験があるそう。
あまびきというので、雨乞いかと思うが、特に説明はない。
今の時期はアジサイがきれいで、夜はライトアップまでされている。
平日ながら天気が良かったせいか、そこそこの人出。
皆さん、ちょうど盛りのアジサイの写真を撮っている。
境内の奥に行くと、掘っ立て小屋があって、金網の中にクジャクがいた。
つがいのようだ。
また、境内あちこちにアヒルが歩いていたり、
池で水浴びをしている。
ちょっと変わったお寺さんである。
土産物などのある売店をでると、クジャクがの大きな尾をゆすりながら、そりのそりと歩いているではないか。
さっきのクジャクとは別のようだ。
店の縁側で中の様子をうかがっている。
参拝客もびっくりしながらも、しだいにスマホで写真を撮り始めた。
クジャクと同じような柄の服を着たお姉さんはそっと近寄りツーショット。
店の人に聞くと、夕方になるとえさをもらいにやってくるそうだ。
決して中には入らないかしこいクジャクだという。
バードランド雨引観音であった。
ではまた、ぶらり。
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