先週の続きであるが、圏央道にのって埼玉古墳群に。
古墳はいまでこそ大事にされているが、受難の時代があったようで、土取場として削られた。
ここの稲荷山古墳も前方後円墳の片方は第二次大戦中1937年に完全になくなっている。
写真の下、三角の分は撤去された。
掘り返すと、層状に土(たぶん関東ローム)を固めてあったそうだ。
その後、1978年に円墓のてっぺんから埋葬された骨と剣が見つかる。
剣は国宝になるほど素晴らしいものだった。
ということで? 2004年に復元されたそうである。
この部分↓はレプリカです。
戦争中に前の部分も壊されなくてよかった。
しかし、よくも1500年近く掘り返されずに残っていたものである。
後円墳の山頂に様子が記されている。
この鉄剣は公園の博物館で見られるが、金の刻印がみごとである。
埼玉県立さきたま史跡の博物館
全部で115文字も記されている。
発掘されたのは奇跡に近い。
にわか考古学ファンになって古墳にこうふんした一日であった。
ではまた、ぶらり。
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