茨城県南部の土浦市。
霞ヶ浦に面して、筑波山を仰ぐとなんとも風光明媚。
城郭もあり、茨城県南部の中心都市であったが、最近はつくば市に人口も抜かれ、斜陽ぎみ、というかすっかり斜陽になった。
土浦城は室町時代に築かれたという。
歴史を読むと、けっこう城主が入れ替わりが多い。
マニアではないので、混乱するばかりである。
江戸時代には、江戸と水戸を結ぶ真ん中にあり、水運の中継地としても栄えた。
その面影はある。
霞ヶ関から水を引き何重にも掘りをめぐらせた平城である。
昔は水害が多かったと聞く。
それでもこの城は浸水を免れ、水面に浮かぶ亀のようだったらしい。
それで、別名、亀城。
もともと天守閣はなかったらしい。
城の目玉は、
「櫓門(県指定文化財)と霞門(市指定文化財)があり、茨城県で唯一、江戸時代からの現存建物遺構の存在する城となっている。」wikipediaより
今は、公園として整備され、時々催しが開かれているが、もちろんコロナの今は皆無だ。
地方都市によくある、もと城郭を利用した、あまりさえない公園である。
昔の賑わいを偲ぶしかない。
ではまた、ぶらり。
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