ときぶーの時間

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やっと富岡へ。

2012-11-07 06:58:50 | 日記
NO-262
長く感じた山道も富岡の柵の前に着き、とにかくほっとしたし「やっと着いた~」って感じた。また今年の9月以来の立ち入りのためか?すごく懐かしい感じがして、それが長く感じさせたのだろう。代表にはこの後すぐに会えた。


富岡町の彼の家の前に到着した時の写真。帽子の人は今回車と手を貸してくれた僕の友人の猪狩さん。


松村代表が牛を保護している第一柵の前で。

少し驚いたのは子牛にも耳標が付けられていた事と、牛たちの背中にナンバーみたいなものが付けられていたことだった。耳標もナンバーも県の機関で管理している。これはこれで良いと思った。

しかし、少しだけ来なかったのに強制避難区域の富岡町を、自分では時間が止まったままの故郷だと思っていたから、牛たちの背中の焼印や子牛たちの耳標を見て、色々な動きがあるのだなぁと改めて知った。


僕は耳標を付けた子牛に違和感を感じた。無かった時の方が可愛く見えたのは気のせい?


焼印を押されて登録された牛。この圏内から一歩も出させないぞ!という農水省の思惑が分かる。大人の牛のすべてに焼印があった。耳標だけでいいのになぜ焼印まで必要なのだろうか?と僕は思った。


着いてすぐに餌を与える猪狩さん。牛たちも喜んでやって来た。このあとすぐに合流した代表と3人で積んできた藁を牛たちに与えた。


喜んで稲わらを食べる牛たち。


この日のお昼の食事は4人でカップラーメンとソーセージ一本づつ。それも全部種類の違うもので、備蓄がないのを知った。カップラーメンを食べ終えた彼に、横須賀のNPO元気ハツラツ明るいまちづくりの佐藤代表から送って頂いたイベントの時に彼が横須賀のみなさんと撮った写真を渡した。


今回藁運びを手伝ってくれた友人と笑顔で話す松村代表。

今の政治の話や原発事故の話など食事のあとみんなで色々と話しをしていたら、彼の家の前の坂道を降りて来た一台の車が止まり、彼の家の方に向かってくる人が・・・誰かと思ったら半谷のじっちゃんであった。


帽子をかぶった方が牛の殺処分に反対し、高齢のため松村代表に牛を預けた畜主の半谷さんです。


一時帰宅で富岡に入り松村宅を訪れた半谷のじっちゃんは、代表と自分の牛とポニーのヤマに会いに奥さんと知人を連れて来たのだった。

にぎやかだった。強制避難区域の富岡町で、人が集まるのもたまにしかない事だから良かったと思う。半谷のじっちゃんが帰ってからこのあと4人で、今年の8月に作った第3の柵へ向かった。

これは明日書きます。













コメント (5)
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