ときぶーの時間

募金の受付先 東邦銀行 安積支店 普通0644994 名義がんばる福島
みなさんご支援宜しくお願いいたします。

久々に。

2012-11-30 09:05:50 | 日記
NO-274
昨日、会津の友人から「明日あたりこっちに来る予定ある?」と電話が入った。友人曰く、「こっちはめちゃ寒い。中通りは多分雪だよ。」にやっぱり気が引けた。


先週の磐越道。紅葉もきれいだったが雪となると落葉も早そう。

雪道の運転は好きじゃないし、スピードを出せない運転に自分でもイラッとしてしまうので、雪道はあまり得意でない。

去年の今頃は、強制避難区域の富岡町とその強制避難区域で動物たちの命を守る男をみんなに知ってもらおうと、慣れない手つきでブログを始めて毎日何を書こうかと必死だった。あれから一年(11月15日で一年)


富岡の柵で。殺処分から保護された牛たち。

そして原発事故から一年九か月。僕らの生活は何も変わっていない。被災地の復興も全然進んでいない状況が続く。昨日は友人と北海道の大停電の話で始まった。

自分たちの3.11の時の事が甦るのか?「自分は2週間くらい風呂に入れなかった」などと話してくれたが、この寒さの中で北海道の人が難渋しているのだろうと思うと他人ごとではないなと・・・

友人からの電話は、地元の色々な情報が入るので有難い。友人は会津町に避難したが、強制避難区域の畜主さんで放浪している自分の牛を柵を作って助けようと準備している人がいると話してくれた。これからの冬に本当にありがたいと思った。

2mを超えるセイダカアワダチ草に隠れて今は見えなくなっている牛が少しでも助かれば嬉しいし、冬は山に避難して欲しいと思うが餌が無く平地へ出て来てしまうかな?・・・


大熊町の友人の家の近くの田んぼで放浪している牛たち。今年6月に撮影。

それでも、畜主さんたちがみんなで立ち上がって、国や東電に物を言って欲しいと何度も思った事があったから、久々にいいニュースだった。

避難区域の中で放浪して生き残っている牛が約300頭いると以前にも書いたが、浪江町、双葉町、大熊町、富岡町の各町を縦断しているのだろうか?見つかれば捕えられて殺処分されてしまうという。

富岡町の畜主さんが言った「牛たちは何も悪くねえ!国と東電のせいだ!」を僕は本当にそのとおりだと思っている。牛たちに、このまま魔の手から逃げて生きてくれと祈る。

そして強制避難区域の富岡町で、今も動物たちの命を守るNPOがんばる福島の松村代表へのご支援をお願いしたい。みなさん、これからもどうぞよろしくお願いします。





コメント (1)
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