ときぶーの時間

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5年後?

2012-12-04 09:20:25 | 日記
NO-276
昨日は元気な個人ボランティアさんと会う約束があり、静岡県まで行って来ました。会って話をしたけど、刺激を受けた僕にはいい時間になった。


清水港で撮った富士山。静岡は快晴で暖かった。

今までに何度も強制避難区域の双葉郡内に入りペットを保護してきた人で、犬は60匹ほど助けたと聞いた。そんなボラさんが「今の区域内に残された家畜も助けたい!命あるものは何でも助けたい!」と、これで刺激を受けないはずない。


UKCさんには保護した犬を預かってもらったと話してくれ、今も自宅で5匹くらい面倒を見てると言った。写真はUKCさんのシェルターの犬。

それで今の避難区域内の状況などを聞かれたわけだが、個人ボラさんは「松村さんの応援をしたい」と言い出した。これには驚いたが、本当に嬉しい申し出だった。


この牛たちのお手伝いとか放浪している牛を助けたいと言ってくれたのは、本当にありがたかった。

約束の時間より早く着きすぎて気を回しすぎの感はあったが、まさかこんな話になるとは思わず話は弾んだ。

僕らの故郷。強制避難区域の富岡町は、遠藤町長の「除染やインフラ整備を考えたら、とても5年は帰れない」を国が認め、どうやらそのようになるらしい。(11月27日付福島民友新聞より)

今から5年はとても長い5年になると思う。何が起きてもおかしくない5年である。強制避難区域という鉄のカーテンの向こう側の情報は今でも報道されることが少ない。

だから全国のみなさんは、原発事故で被災した町の姿を見ることは少ないはずだ。TVでよく報道される宮城県の津波被害を受けた町もそうだが被災地の復興はまだまだで、放射能に汚染された被災地は3.11のままの状態である。


かみさんの実家とお付き合いのある方の家の土蔵。古い建物は特に損傷が激しい。比較的新しい会社の事務所や店舗などもひどいとこもあるが、そのままの状態である。

どんな5年になるか?全く想像がつかない。残された動物を守る男たちの5年後だけは想像できるが、町がどのように変わっていくか?全く想像がつかない。この悲劇をこれからも書き続けるしかないのだと、今は自分に言い聞かせている。



























コメント
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