ときぶーの時間

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区域再編に。

2012-12-25 08:42:08 | 日記
NO-283
みなさん、こんにちは。ほんと十何年ぶりに寝込みまして、自分が治ったと思ったらかみさんにうつしちゃったみたいで少しバツが悪いです。二人して散々なクリスマスになりました。

病み上がり後も駆けずり回っていますが、同じ県外避難者から「町が再編されて来年から自由に入れるようになるみたいだよ。」と電話をもらった。

帰宅困難区域は今までのように、許可証を発行してもらって入るのは変わらないが、僕の住んでたところや代表が保護している牛たちの所は居住制限区域なので、許可証なしで自由に行き来出来るようになるらしい。



2か月も3ヶ月も待って一時帰宅をしていた人たちは、これで自由に家に帰れるようになる。自分の家に帰るのにあの面倒な許可証の申請もしなくていいのだから、それはそれでありがたい。

義母は帰りたいを繰り返し口にするが、義母の年代の人たちは「もう年も年だし、死ぬときは家で死にたい。」と言う人たちが多い。今でも水と電気のない町だから、住むことは出来ないが義母たちの年代の人には明るい光がさした話題である。

代表が以前に言った「そうなればそうなったで、また問題が起きるんじゃねえか?一時帰宅で家に戻ったら、今度はもう帰らねえって家に泊まっちゃう人も出て来るだろう。」を思い出した。

自分も今、そう思っている。自分の家に戻ったら、そこから仮設住宅や借り上げ住宅に戻りたくない人が出てきても不思議じゃない。義母が言った事がある。

「水はペットボトルのケースを買って持って行ったらいいでねえか?」と・・・確かに水と食料を持っていけば生活出来るかも?義母にとっては19歳で嫁いで63年も暮らした家だ。さそがし帰りたいだろう。



何かしっくりこない部分を感じている。上下水道や道路のライフラインなどの整備と町の除染のため町は5年帰れないのは決定しているのだが、半分嬉しくて半分面白くないような感覚だ。

来年のいつごろからそうなるのか分からないが、期待と不安とを天秤に掛けたら期待の方が少しだけ大きい僕がいる。








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