NO-279
昨日の地震、すごく長く揺れたので何処かで大きな地震が起きていなければと本当に思った。地震はこりごりだし、もうたくさんである。大きな被害が出なくて良かった。
昨日の朝早く浪江町と大熊町の知人が訊ねてくれて色々話が出来た。おかげでブログを更新出来なかったが、大熊町の知人は75歳になる母を連れて来て知人の母の言葉「いつまで、こんな生活しなきゃならねんだべ。」これで始まった。
帰りたいが帰れないのだ。実際に大熊町は放射能汚染がひどく、町の八割が帰還困難区域に設定されている。家や土地の賠償も一向に進まないから他の町に行きたくても行けないし、新しく家を構える事も出来ないと肩を落とす。
福島県には、この時とばかりにあらゆる政党の代表が入り衆議院選挙のための演説をしているが、どの政党も信じがたく自分もどこに投票しようか迷っている。
事故からあと少しで二年を迎えるのだが、避難者の心の隙間に諦めと失意の風が吹いている。だから疲労感を漂わせて語る年寄りの悲哀が辛かった。
今を生きるという映画があったが、果たしてみなさんはこのタイトルの「今を生きる」という自覚や実態を持って生活しているだろうか?している人は素晴らしいと思う。目標や夢に向かってがむしゃらにやっている人だけに当てはまるものだと思うからだ。
NPOがんばる福島の松村代表は、今を生きる人だ。牛たちに藁を与える写真。
そんな目標も夢も持てない被災者が多いのは事実だし、この先何処へ進めばいいのか迷っている人も多い。
昨日ある人に言われた。「もう風化していてそんなこと言っていたらみんなに引かれるぞ!」とも・・・
風化させてたまるか!と日々語る僕の口調が強く、時と場所を選ばず熱くなりすぎて大きな声を出したり、それを自分でもみっともないと感じているし、滑稽だなと思う。本当にどうしようもない。人間まだまだ出来てない。
昨日の地震、すごく長く揺れたので何処かで大きな地震が起きていなければと本当に思った。地震はこりごりだし、もうたくさんである。大きな被害が出なくて良かった。
昨日の朝早く浪江町と大熊町の知人が訊ねてくれて色々話が出来た。おかげでブログを更新出来なかったが、大熊町の知人は75歳になる母を連れて来て知人の母の言葉「いつまで、こんな生活しなきゃならねんだべ。」これで始まった。
帰りたいが帰れないのだ。実際に大熊町は放射能汚染がひどく、町の八割が帰還困難区域に設定されている。家や土地の賠償も一向に進まないから他の町に行きたくても行けないし、新しく家を構える事も出来ないと肩を落とす。
福島県には、この時とばかりにあらゆる政党の代表が入り衆議院選挙のための演説をしているが、どの政党も信じがたく自分もどこに投票しようか迷っている。
事故からあと少しで二年を迎えるのだが、避難者の心の隙間に諦めと失意の風が吹いている。だから疲労感を漂わせて語る年寄りの悲哀が辛かった。
今を生きるという映画があったが、果たしてみなさんはこのタイトルの「今を生きる」という自覚や実態を持って生活しているだろうか?している人は素晴らしいと思う。目標や夢に向かってがむしゃらにやっている人だけに当てはまるものだと思うからだ。
NPOがんばる福島の松村代表は、今を生きる人だ。牛たちに藁を与える写真。
そんな目標も夢も持てない被災者が多いのは事実だし、この先何処へ進めばいいのか迷っている人も多い。
昨日ある人に言われた。「もう風化していてそんなこと言っていたらみんなに引かれるぞ!」とも・・・
風化させてたまるか!と日々語る僕の口調が強く、時と場所を選ばず熱くなりすぎて大きな声を出したり、それを自分でもみっともないと感じているし、滑稽だなと思う。本当にどうしようもない。人間まだまだ出来てない。