一昨日血圧下げてから
水分補給は大切なのだけど
熱風が吹き込むような昨日のようなお天気の中
作業しているときにちょっと工夫しました。
汗が出る間はいい。
汗も出なくなるときがあります。
そんなときはとにかくクーラーをかけた部屋に入ります。
熱くなった身体をしばらくクールダウンさせるのです。
昨日は午後2時
集中力散漫になりました。
ここだなと想い
クーラーをキツめにかけた部屋に飛び込み
しばらく横になりクールダウンしました。
半時間ほど身体を冷やしますと
段々と頭がクリアになり
さて
細かい部分の彫刻とか着彩とかしようかなと。
気力が、湧いてきたら
クーラーオフ。
暑い工房に再び戻ります。
これはてきめんです。
なかなかいい。
オーバーヒートしたら頭も身体も動かなくなりますので(笑)
その前にエンジンをクールダウンするわけです。
この半時間のクールダウンは効果絶大でした。
毎日しばらくはこの作戦で行こうかなと考えます。
昨日は午後5時まで集中力が持続しました。
この集中力持続が本当に大切なんです。
怪我をしないためにも。
俗人の私はまだまだ心頭滅却な境地にはとてもいけません。
暑さは尋常じゃなかったです。
32度くらいまでなら何とか持続する体力気力も
35度を超えますともう厳しい。
あの状態は1時間作業するのも大変。
昨日もその、大変な状況の中の作業。
昨日日中はひなたは恐ろしい気温。
屋根が灼けますから
工房の中の蒸し風呂状態はかなりのものです。
反転
新工房の事を考えました。
真夏
裏はそれほど日が当たらないという利点があり、
あの場所を選びました。
実際
サロンにする居住部分より
工房の場所で選んだのです。
直射日光がバンバン当たらない事
それが第一条件でした。
長年の経験から
寒いときは風を防ぎ衣服を工夫して
カイロも貼れますし
ストーブ焚くと何とかなりますが
夏の作業は直射日光当たりますともう大変。
当地の寒さは京都に比べはるかにマシなのは今年の1月、小雪の散る中行ったときにわかりました。
石油ストーブ一つあればなんとかしのげるなあと。
夏もこの前は涼しかったのでちょっとわかりませんでした。
8月行ったときに暑ければ何となくわかりますね。
まさかあそこにクーラー取り付けるわけにはいかない。
木の粉が舞うから。
考えようによれば
窓が一つありますから
ウィンドウクーラー取り付けることは可能です。
ただ
場所的に海風が来る方向に取り付ける事になりますから
部品が錆びたりしないのかが不安です。
山が近いところで作業してきましたので海は本当にわからない。
姫島は車も傷むと言われます。
部品が錆びるらしいのです。
島はダメだと言われたのはそのせいです。
しかし皆さんが車を無造作に駐車されてるのを見ると
沖縄で潮風であっという間に錆びたのを目の当たりにしましたけど
あそこまで海に近くもなく
風もそこまでは当たらないです。
杞憂に過ぎないなら
主工房の窓のところにウィンドウクーラー取り付ける事はできるかもしれない。
でも前に教えてもらったように
屋根の部分をもう一重貼れば
暑さ寒さはかなり違うらしいです。
そうか。
家の中のリノベは
コツコツとすればなんの問題もないです。
工房部分は
かなり前もって準備しておかないと
これは大変。
谷の奥の方の
Mさんのご主人の作業場のように
開け放しで作業できるくらい冬は耐えられるのかと見てました。
あの作りは京都では到底無理だ。寒くて。
あそこは母屋が風を防ぐ。
日もきつく当たらない。
冬場泊まらせてもらいそんなところをじっくり観察していました。
当地の気候と
風向きを知る上で
寒い時期に行ったことは重要。
この前暑い中行こうとしましたが
行くとそれほどの暑さではなくちょっと空振り。
皆さんに聞いたのは
いつもこれくらいの暑さですか?というものです。
この前涼しかったので
あれくらいの暑さなら京都に比べ楽で
クーラー云々は考えません。
8月確かめたいのは
なるべく天気のいい夏の日
どのような状態かということを確かめたいのもありますね。
無策だと作業環境悪いなら
策を講じるが一番。
見た目がどうかとかは二の次三の次。
作業環境が一番大切なんです。
木を保管するところ
どのような棚にするのか
小さくなった木をどこに保管するのかなど
課題は山積。
そこはある程度使ってみて改良するのが早い。
京都の工房は木を立てかけてるところは工房と母の使ってる場所の僅かな隙間ですが
垂直に重い木を引っ張り上げるという作業はしょっちゅう腰をやられます。
オイル塗布する場所も
とにかく低いですから腰をかがめますから。
今度作業台を複数用意するのは
作業する机と
安置する机と
もう一つはオイル塗布する場所。
温度計をどこに取り付けるかも考えよう。
床を貼るのを急ぐのは
実際その床貼りの上に更に作業する台をつけなきゃならないためです。
スライドソーが今は片方キャスターつけて移動しやすくしているのは
長い材料の切削するときに
移動できる利点があります。
この前机に設置固定するとどうかと言われましたが
高い位置に設置すると握力は半減するし怖いです。
直感的に無理だと想いました。
それと切削する材料や
刃を倒したり
左手で切削する場合の作業もあります。
その時に移動して使いますから
台に乗せると今度は重くて降ろすのは大変なのです。
女性の力は
男性なら簡単な場所でも
その高さにより
力の入り具合や制御する力はすごく衰えます。
なるべく低いところでスライドソーはしなきゃ私の場合怖いです。
だから京都の工房のスライドソーの工夫などはそのまんま使いたい。
可動式の作業台を一つ作ることもこれは結構重要かもしれない。
奥の作り付けのところに一つ。
あと
大きな糸鋸の入るところはそのまんま床の上に設置するので
狭い場所の、工夫だけは長年鍛えられました。
そこまで広くない。
機械類が独立したスペースを確保できるならば
かなり安全に大きなワークも可能でしょう。
しかし当地の工房は
今の京都の工房の倍のスペースを確保できて
母屋側に更にスペース確保できますが
仙人の工房ほどの広さは到底無理です。
無理ならば
工夫したらいい。
京都の工房で鍛えられた狭さを克服する工夫を
当地の新工房で使えばいいだけだ。
新しい機械と
頂く機械がある。
それらは整備の仕方とか
使い勝手とか未知数。
まだまだ怖いことはたくさん。
機械の癖がわからない。
馴染むには使っていくのが一番手っ取り早いけど
あと
京都の工房は狭いゆえにそれほど悩まなかった集塵
これをどのようにするのがいいのかアドバイスしてもらおう。
これは本当に難題で
最初にある程度工夫しておかないと掃除に追われる。
旋盤周りなんかはほぼ諦めてますし
今まで通り掃除に明け暮れますが
ある程度の集塵可能なトリマーや他の機械周りなどは
できるだけ工夫したいです。
これは私の旋盤と同じサイズの仙人の旋盤。
この作業台周りを見ていても
今の私の旋盤周りに比べてはるかに掃除しやすい。
設置場所が
京都の工房の場合
後ろが壁でなく
隙間ができるので
年に一度の大掃除のとき大変。(笑)
普段も集塵しきれずフラストレーション抱えています。
だから今度の、新工房では
有孔ボードなどを駆使し
一部旋盤周りに掃除しやすいような壁を作らなきゃと考えている。
これだけは大工さんには任せられない。
小型の切削道具を持ち込んで自分でするしかないかなとか考えてますが。
大型のカットしてもらえるのかとか
当地のコメリにもまだ行ったことがなく
車がない不便さを本当に痛感。
レンタカーに木をバンバン積み込むなんてなかなかできないし
数日の、滞在でも
やはり工房のことで頭がいっぱいなのだ。
時々
誰かにこんな話を色々としてみたいと想う時があります。
一人であれこれ考えていると
わからないことや不安なことも出てきます。
別になんのこともない話でも
人とできることは幸せなことですね。
って
そんな甘えたこと言ってはいけない。
何でもやりきらなきゃ。
自分で決めたことだ。
うちではどんなことも昔からほぼ誰にも相談もしないで
ずっと一人で進めてきました。
今回の大仕事
本当にありがたいことは
不安な気持ちがある中で
大きく大きく
支えて頂けることへの感謝です。
それが本当に
私の不安な気持ちを
何とも背中を押してもらえる事になっています。
感謝して
やりきろう。
そしてこんな色んな経験が
若くて不安な人の
一歩踏み出すきっかけにならますように。
挑戦を諦めないで
いいところだけを書くと
特別だから何でもできると思ってしまう。
でも違う。
何にもなくても
必死になれば
何かできるんだなって
わかってほしかった。
諦めなくても
資金なくても
環境整わなくても
やりたい気持ちあれば
曲がりくねっても困難あっても
何かできるものだなあと想います。
こんなオバサンの取り組みでも
紆余曲折でも
若い人たちが諦めることなくなにかに取り組める足掛かりになればいいな。
諦めないでほしいから。
オバサン作家の挑戦は
色んな可能性をはらんでる気がします。
やろう。
とにかくやってみよう。(笑)