先日、ヨガの先生から本をお借りしました。
佐藤初女さんの 「いまを生きる言葉「森のイスキア」より」 です。
まだ途中までしか読んでいませんが、
食は命の源という言葉には、同感です。
佐藤初女さんのように、丁寧に食事を作る事は、到底できませんが、心を込めて作るという点では、少し真似できそうです。
「インスタントや冷凍食品を使わないお料理」 私にはちょっと無理かも。
お弁当に入れる物が無い時、冷凍食品を使うし、ヨガに行く日は、時間が無いからレトルトの丼物とサラダとみそ汁という献立になってしまいます。
でも、毎日のお食事が身体の健康、心の健康を作るという点で、自分なりに「料理の掟」を作っています。
ご飯は、分搗き米に雑穀を混ぜて炊く。
お塩は、精製塩を使わずに、粗塩を使う。
砂糖は、白砂糖を使わず、三温糖かきび砂糖を使う。
主菜は、肉と魚を交互にする。
おかずは、3品以上作る。
これらは、長年続けてきた、絶対に譲れない掟です。
後、気を付けている事と言えば、
野菜は、出来る限り、我が家の家庭菜園で作ったものを食べる。
その季節に、その場所で出来た物をなるべく使う。
( 冬野菜には、身体を暖める効果があり、夏野菜には、身体を冷やす効果があるそうです。
その地域で、その季節に出来た物は、その場所の気候風土に即したエネルギーを蓄えていると言う事ですよ。)
食品添加物のなるべく少ない食品を選ぶ。
発酵食品をなるべく多く食べる様、心掛ける。
きのこ類海藻類を多く食べる様、心掛ける。
食事の時間は、平日、休日に拘わらず、なるべく同じ時間にする。
等です。
時間が無くて、大急ぎで作る事もしばしばですが、何よりも、「料理は楽しんで作る」という事も挙げられます。
楽しんで作らないと、心を込めて作るなんて無理ですよね。
実のところ、お料理が苦になった事は、一度もありません。
(身体の具合が悪くて、食欲が無い時は別ですが・・・。)
でも、こんなに気を付けていても、ご多分にもれず、主人は、血糖値や血圧が高く、私はコレステロール値がやや高めです。
ただ、ここ何十年も殆ど風邪をひかず、インフルエンザにもかからないのは、自慢できる事です。
もちろん、時には外食もするし、仕事の関係で主人が夕食不要の日は、ついつい簡素になってしまいますが、そういう時ってなんだか、お腹は一杯になっても、心が一杯にならないんですよね。
結局のところ、「お家ご飯」が大好きなんですよね。
自分でお料理して、家族で美味しく頂く。
そのプロセスが無いと、満足が得られない様になってしまったというか・・・。
その上、自分で作った野菜となれば、満足度はもっとUPしますよね。
嫌いな野菜でも、形が悪くても、へっちゃらです。
「天の恵みを頂く」っていう気持ちになれます。
もしかしたら、子供時代に、いつも食事の時間がバラバラで、食べる時間帯もマチマチだった事がトラウマになっているのかも。
母はいつも仕事で忙しく、「おふくろの味」には無縁な生活でしたから。
お料理当番は、子供の頃から殆ど私の役目でしたもの。
そうそう「おせち料理」にも無縁でしたね。
テレビのコマーシャルで「おせち料理に飽きたら・・・。」っていうのが一時ありましたが、私は、子供の頃、「一度でいいから、おせち料理を飽きる程食べてみたい。」と夢見ていました。
結婚してからも、食事はずっと姑が作っていたので、私はずっとお料理の出番が無くて、さみしい思いをしました。
今は、存分に作れるので、本当に楽しい毎日です。