今日の富山は、朝からさわやかな青空が広がっています。
雪の多い富山ですが、2月の富山は、割と晴れる日が多いんです。
でも、今年はどういう訳か、雪が少ない代わりに、2月に入っても曇り空の日ばかりが続きました。
今日の様に晴れると、本当に気分がいいですね。
柔らかな冬の太陽が、心までぽかぽかと暖かくしてくれます。
今朝玄関を出ると、大きな角を発見。
軒から落ちた雨だれが、逆さつららになっています。
雨樋からも、小さなつららが・・・。
軒先からもつつらが長~く伸びています。
きっと今頃は、暖かい日差しを浴びて、落ちてしまってるでしょうね。
先日の土曜日、主人と一緒にギャラリーNOWさんへ、「藤井武展 つかのまの功罪」を見に行きました。
藤井武さんは、主人の知人ですが、そのお兄様は、私の高校生時代の先生です。
繋がりって不思議ですね。
その時、ちょっと嬉しい事がありました。
ギャラリーに入って、コートを脱ぐと、NOWさんの奥様が私に、「そのペンタ゜ント素敵ですね。」と言って下さいました。
その日は、自分で作った、ガラスのペンダントを付けて行ったんです。
このタイプのペンダントは、色々な組み合わせで沢山作りましたが、この色が一番気に入っています。
泡の中にプラチナ箔を入れてあります。
これは、かなり以前に作ったもので、何度も使っているんですけど、「それいいね。」って声を掛けて頂くなんて、滅多に無い事なんです。
ガラスをやっている人は、たまに気付いて、「自分で作られたんですか。」って聞いてくれますが、ガラスに興味の無い友人なんて、私の方から、「どう。
これ自分で作ったの。
」って言って初めて、「へぇ~。
」って言う位です。
たまにアクセサリーの事が話題になっても、ダイヤのプチペンダントとかに話題が集中したりして・・・。
やっぱり、何処で買ったとか、いくらだったとかが優先しちゃうのかなぁ・・・。
そういうステータスじゃなくて、もっと単純に、いいと思うかどうか、好きか嫌いか、面白いと思うかどうかで見て欲しいよね。
ガラス工房で作品を作ってる時も、私は割と、「いいね、それ。」とか「面白いのになったね。」とか、思った事を言葉にして他の人に話しかけるけど、私に対しては、誰も何も言ってくれないんですよね。
富山ガラス工房に第二工房が出来る前は、ガラス研究所の生徒さんや、工房のスタッフが出入りする場所で、キルン講座をやってたから、色々な意見が聞けて楽しかったのになぁ。
思いもつかない事を実験しようとしてる人もいたから、「それどうなるか、楽しみ。」なんて、他の人の作品にわくわくしたり・・・。
最近は、そういう機会が無くなってしまってるのが、ちょっと寂しい。
まあ、自分で作ったお気に入りのアクセサリーを付けて歩いたり、自分で作った器に、お料理を盛り付けて食べたり、密かに楽しむ事にしましょう。