先日の日曜日、スランプが完了した作品を取りに、富山ガラス工房へ行きました。
今回は、箸置きと、フューズに失敗して加工したお皿だけだったので、何の期待も無く、取りにいったのですが、またまたショックな事が・・・。
箸置きが、スランプする時に、傾いて落ちて行ったらしく、酷い状態に・・・。
あ~あ、こりゃダメだ。
3月の展覧会に、白と黒のお皿と一緒に出そうと思ってたのに・・・。
もう一度スランプの窯入れで平に戻して、2度目のスランプの窯入れで、別の形にするとなると、時間的に無理。
諦めるしか無い。
白と黒の作品を出品する予定なのですが、ちょっとイメージが暗いから、赤の箸置きでアクセントを付けようと思ったのに、残~念~。
陶板からはみ出して、ガラスが垂れてしまい、加工した方のお皿は、全然期待して無かったのに、それなりに美しく・・・。
高温のスランプだったからか、裏面に付いていた離形紙の段差の跡も、殆ど見えない位になっていました。
やっぱり周りを加工すると、きりりとして、なかなか良いですね。
このお皿は、失敗したから仕方無く加工したのですが、このすっきりしたフォルムを見ると、他の作品も加工した方がいいかなぁ・・・という気持ちになってきました。
以前作った方の加工して無い方の作品を引っ張り出してみると、
う~ん、これだけ見てると、これはこれで良いんだけど、加工してある方を見てしまうと、そっちの方が断然いい感じ。
この頃は、加工が苦手だったし、「周りがぷにゅっと丸いのも、手作り感一杯で、いいかも。」って、自分に言い聞かせてたんですよね。
となると、甥っ子に結婚祝いでプレゼントする方をどうするべきか・・・。
「プレゼントだから、このままで・・・。」という気持ちと、「せっかくだから、ひと手間かけて・・・。」という気持ちが、交錯します。
今は、展覧会の作品作りに追われているので、時間的余裕が・・・。
距離が近すぎて、隣の作品とくっついてしまった、紫の方のお皿の加工も、まだ途中だしね。
まぁ、もうしばらく、考えてみる事にしましょう。
午後からは、加治 晋さんの「絆のイコン」を見に、砺波市美術館へ行ってきました。
主人の大学の後輩で、去年の太閤山ビエンナーレにも、出品しておられた方です。
ついでに砺波市美術館の向かいの、チューリップ四季彩館も覗いてみました。
沢山のチューリップが咲いていました。
これって本物かなぁ・・・と、触ってみたくなる程、完璧な美しさです。
やっぱり温室で育てると、雨風に合わないから、花びらが綺麗ですね。
喫茶店でチューリップソフトも食べてきましたよ。
ほんのりとチューリップの花の香りがしました。
砺波からの帰りに、高速道路から、美しい立山連峰が見渡せました。
写真で見ると、分かり難いかも・・・。
日が差していると、暖かいのですが、日陰に入ると少し肌寒い日ではありましたが、久々の楽しいドライブとなりました。