特殊清掃「戦う男たち」コメント公開

戦友の意見交換の場として公開しています。

夏の日

2007-05-17 09:38:50 | Weblog
春も盛り、日によっては初夏の陽気。
遺体が腐敗しやすくなる季節がやってきた。
そうなると、私がこなす仕事の割合も特掃が大きく占めるようになってくる。

私の仕事を大きく分類すると、頭脳労働や精神労働ではなく肉体労働になるだろう。
まさに〝体力勝負〟の場面も多い。

当然のことながら、私は昨年の同時期からは一つ歳をとっている。
と言うことは、体力も一歳分は衰えている。
そして、残念ながら脳力も衰えているような気がする。
身体も頭も疲れやすくなってきた上に、疲労回復のスピードも落ちてきた。
やはり、歳には勝てないのか。

作業見積の依頼が入った。
依頼の内容は、家財・生活用品の撤去処分。




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7 コメント

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Unknown (Unknown)
2007-05-17 12:10:21
詩人だね…
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気付いてみれば・・・ (二等兵)
2007-05-17 20:53:46
ブログ開設から1年たったんですね。
よくぞここまで続けてくれたと思います。

今年の夏は少雨・猛暑の傾向だそうです。
隊長の仕事も、例年になくハードなものになりそうですね。
お体に気を付けて。
これからもブログ楽しみにしてます。
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いろいろ考えさせられます (紫竜)
2007-05-18 12:51:57
いつも拝読させて頂いています。
文章の読みやすさ、内容の凄さに圧倒されています。
本当に大変なお仕事で頭が下がります。
隊長さんの人柄の誠実さに救われる思いです。
これからの季節、どうかお身体に気をつけてくださいますように。
ブログが長く続く事を願っています。
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肝に銘じます。 (ちえちえ)
2007-05-18 17:29:22
私の母もスープの冷めない距離に気楽だからと一人暮らしをしています。まさか部屋で倒れてたりしないだろう、とは思いつつ、一週間連絡しなくても今までは平気でいました。でも、実際に起きてしまったのですね。この依頼者様の心中お察しいたします…。そして、隊長さん、気づかせてくれてありがとう。
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親との連絡 (海底人)
2007-05-18 19:43:51
隊長のおかげで、
暫くぶりに電話かけました。

母も元気なようで、
世間では老婆、
いっしょに暮らせない。
もどかしさ、

医者の判断ミスで、
父の死に目に、
会えなかった過去も、
あります。
ベテラン看護婦さん、
家族を呼んだらと、
相当前から言っていたそう…
偉そうな医者だったが
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はじめまして (めぐみ)
2007-05-18 21:38:04
大分前からこのブログを訪問させていただいていましたが、初めての書き込みです。
取っ付き辛いテーマであるにも関わらず、読み始めると、つい読んでしまいます。
当たり前ですが私はこのブログで初めてそういった、いわゆる「裏の仕事」というものについて(少し)知りました。
どうしても敬遠しがちな職業ですが、少し印象が変わったように思います。
凄く考えさせられることも多いです。
私は割と普段から、人より生死や哲学的なことを考えるのが多いような気がしているのですが(生死と言ってもそんなネガティブな感じではなく、いやネガティブといえばネガティブかもしれないですが)よりそれが強まったかもしれません。
本当に、命というのはとてつもなくはかなく尊いものですよね。
私はまだ未成年でこれから先も長い人生(だと良いなぁ)ですが、一日一日を本当に大切に生きたいと思いました。
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久し振りに見ます。 (さや)
2007-05-18 23:54:26
始めまして、久々に拝見させていただきました。
このような特殊な職業はとても興味があり、不謹慎ながら漫画で見たらもっともっと面白いだろうな~、人気もきっと出るだろうな~と、常々思ってたのですが、先々月辺りに新しく創刊された隔週刊誌コミックチャージにて死体清掃人の漫画が連載されており(しかも私の大好きなベテラン作家さんが!)、やっぱり物凄く面白かったのです。
で、久し振りにこちらのサイトに来たくなり、失礼ながら書き込みをさせていただきました。
特種職業の上か、文才があるのか、両方か、毎回毎回小説のように、漫画のように色々な物語が展開され、私がまだ死を身近に、リアルに感じていない所為もあり、ブログ、というより作り物(物語)として見ているからか、やはり不謹慎と思いつつも面白いです。
だけど、物語を読むのと同じように、心打つもの、考えさせられる話は沢山有ります。
まだまだリアルには感じられませんが、2次元の物語として、読ませていただいてりますので、これからも頑張って下さい。
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