アジサイが美しい季節となりました。
昨日届いたF1.4のレンズで、アジサイを写してみました。
たくさん写したら、明るいレンズで撮る難しさや楽しさ
使い方のこつが、いくらか分かって来ました。
絞り開放F1.4の写真
カメラの絞りは、カメラに入る光の量を決め
ピントの合う範囲を決めます。
絞りを最大限に開けたときの値が、1.4の時に
F値1.4、略してF1.4といいます。
F値1.0が人の目が見ている明るさです。
ですから、F1.4は人間の目よりは
このレンズを通して見ると、少し暗いということになります。
ガラスでできているレンズを通して見るのですから
少し暗くなるのは無理のないことです。
むしろ、カメラのレンズではF1.4はとても明るいレンズなのです。
望遠レンズは、レンズをたくさん重ねているので暗くなりF値は下がります。
ちなみに、私の今常用している望遠レンズは、F3.5(広角)~5.6(望遠)です。
例えば、F1.4とF16の写真ではどんな違いがあるのでしょうか・
F1.4とF16は、昨日届いたF値の両端です。
上の写真がF1.4に絞った写真でしたが、下の写真がF16に絞った写真です。
絞りF16に絞った写真
二つの写真を比べると、絞りを開いたときは狭い範囲だけにピントが合っています。
反対に、絞りを絞ると広い範囲にピントが合います。
従って、F1.4と絞りを開いて写真をとる場合は
ピントをどこに合わせるかがとても大切になります。
これは、ピントを1番手前の花びらに合わせました。
これは、ピントをアジサイ全体の中央に合わせています。
これは、ピントを前から1/3位の所に合わせています。
私は、この場合は3枚目の、1/3位の所にピントを合わせた写真が
一番良いのではと思っているのですが、如何なものでしょうか。
絞りを開けば開くほど、ピントの合う範囲は狭くなります。
「被写体深度が狭くなる」と言うそうですが
その結果
被写体の前後がぼけてしまいます。
しかし
絞りを開くことで
前ぼけや後ぼけを生かした写真を撮ることができます。
以下は、絞り開放F1.4でぼけを意識して写した写真です。
うまく、ぼけが生きているでしょうか。
カシワバアジサイ、これから花はどんどん大きくなります
絞りをF1.4やF1.7などまで開いた場合は
日のあったていない暗い場所でも、明るく撮ることができます。
明るいレンズ、単焦点(ズームでない)のレンズは
ぼけを生かせることと
暗いところでもよく写るということが長所です。
AF(オートフォーカス)でも、MF(マニュアルフォーカス)でも
ここにピントを合わせようと、常に意識すると
きっと、楽しい写真が撮れると思うのですが ・・・・
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