走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

耳の痛い話

2008年06月11日 22時40分02秒 | その他
 反省しきり

 仕事でひょっとして一番難しいことは、人間関係かもしれない。
 特に、上下関係の人間関係は、より難しい。

 先日も、部下とぶつかることがあった。
 きっつい目で、「課長は責任をとるて言ってますが、どんな責任をとってくれるのですか?」
 思わず、うっと言葉を飲み込んでしまった。

 確かに、彼の言うのは的を射ている。
 常日頃、「私ができることは、方向性を示すことと、責任をとることです。」
とてもきれいな言い方です。
取りようによれば、敵前逃亡をするだけじゃないんですかということか。
 しどろもどろになってしまった。
 彼の指摘するように、課長はエエカッコだけして、「責任」の大安売りをして、大安売りしてしまったゆえに重みがなく、本当に責任をとるのかと疑心暗鬼になってしまう。


 耳の痛い話、第二弾。

 ちがう人からは、「あなたの話はきれいです。とても素敵な話に聞こえますが、よくわからない。市民のために、市民のためにと言っていますが、具体的にわからない。」
この言葉も、きつうございました。
こちらの方も、確かにであります。

 この2つのエピソードは、共通しているところがあります。
 それは、私がいかに独りよがりで、相手のことを考えている風に見せながら何も考えておらず、心も思いやりもない人間であるということです。


 そして、私が幸せなのは、このように耳が痛い話をはっきりと言ってくれる人たちが回りにいるということです。
正直、辛いときがあります。
自尊心が傷つくことがあります。
 でも、せっかく私のことを思いアドバイスをしてくれる人の言葉で、自尊心が傷つくなら、それは薄ぺらな自尊心なのかもしれません。

 自分の成長のためには、はっきりと耳の痛い話をしてくれる人たちを大事にしたいと思いました。