


今晩、テレビ番組の「情熱大陸」を観ていて、なるほどと思ったことがありましたので紹介します。
今回の主人公は、ナガオカ・ケンイチ(デザイナー)さんでした。
ナガオカさんは、ユニークでデザインしないデザイナーなのです。
彼のテーマは、「ロングライフデザイン」
日本が誇るべき長寿商品を掘り起こし、時にちょっとだけエッセンスを振りかけてスポットライトを当てる。
非常にシンプルだけど、誰でもがやれそうでやれない活動をしています。
番組の中で、今の環境保全を「捨てることが前提になっている。」と評する。
有害物質でも捨てなければごみにはならない。
「捨てない環境保全」もあっていいのではと。
まさに、捨てなければ新たに作る必要がないので、総エネルギーからすると増えないわけだから理にかなっていると。
彼のプロジェクトに「NIPPON VISION(ニッポン・ビション)」というのがあって、地域の長寿商品を掘り起こし、物産展をやろうというもの。
なぜそこまで長寿商品に拘るのか。
それは、歴史のあるものは意味があるからと、さらっと言ってのける。
この地(わが郷土)にも、他地域に誇れるものがたくさんあります。
そのことに気づいていないだけかも。
地場産業の振興に携わるみなさん、彼のプロジェクトに加わるの、おもしろいかも。