走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

地上デジタルテレビ放送の教育活用促進事業

2008年07月07日 20時36分22秒 | その他
 モデル事業

 今日は文部科学省の地上デジタルテレビ放送の教育活用促進事業(http://www.chidigi.jp)のモデル校担っている荏原小学校(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/gkkyoiku/1174740_1043.html)の授業を参観に行ってきました。

 6年生の理科の授業で「呼吸について」のところを教材やデジタルテレビ、パソコン、デジタルカメラなどを活用して進めていくというものでした。
 改めて事業を裏方という視点から見てみると、本当に細やかなところまで詰められているのがわかりました。
 下準備や何よりも45分の授業が完成されたお芝居のように(こういう表現は不謹慎かもしれませんが...)シナリオどおり構成され、場面場面であらかじめ準備している小道具(???)がタイミングよく出てきます。
 このお芝居の難しさは、観客に当たる子どもたちを引き込み、ともに演技させなければならないということであります。
参加する子どもたちには、ほとんど前知識がありませんから暴走する可能性もあります。
 そういう時は、アドリブが求められます。
そして、このアドリブの難しさは、子どもたちのヤル気をなくさせたり、次につながるようなモチベーションアップに対応する言葉を瞬時に発しなければならない、まさに真剣勝負の場面であります。
 本当にプロだなと感じました。

 最近、教育現場についてさまざまな批判や揶揄されることが目立つようになりましたが、教育現場の先生の多くは子どもが大好きで、好奇心に満ちた輝く瞳に答えるために日々見えないところで努力をしています。
 そのことがよくわかった一日でした。

 授業を担当していただいた橋口先生、それを支えていただいた石田先生、西山先生ならびに理解を示し実現に協力いただいた藤原校長に心からお礼を申し上げます。