走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

講演原稿

2008年07月28日 20時25分55秒 | その他
 後悔真っ最中

 今、来週の講演原稿を作っているのですが、進んでは休み、また向き合っては休み、自分の力のなさにつくづく愛想がつきかけているところであります。
こういうときは、あまり上手なものが作れないような予感がします。

 相手がいることなので凝ったものをつくろうと思ったのですが、よくよく考えたら自分にはそんな才はないと改めて気づかされました。

 でも、出だしだけは固まっています。
 それは、ある師匠のY氏から教わったもの。
 「私ねえ、ときどき大学に頼まれて講演するんだけど、ある時凄いことに
  気づいたことがあるんだよ。
  それは、時間がもったいないからいきなり本題から入ってたんだけど、
  居眠りする奴が多いんだ。
  それも始まってすぐだよ。すぐ寝るんだよ。
  そこで思ったんだ。無礼な奴らめ。
  でも、冷静になって相手の目線で考えてみたんだ。
  そしたら、相手からみたら俺という人間が誰かもわからないのに心を
  開くかということ。
  しかも、今日はどんな話を聞かせてくれるのかと期待していたら、
  いきなり、わけのわからん話をし始める。
  いきなり拒否もしたくなるわなと。
  つまり、居眠りは私に対する暗黙の拒否宣言だったわけよ。
  それで、私も考えた。
  まず、私が何者であるかを宣言しようと。
  そして、これから話すことが何かということと、これを聴くとこんな得を
  するといったことを冒頭で説明することにしたんだ。
  するとどうだい、寝る奴がいなくなったんだよ。
  つまり、氏素性もわからない奴よりは、どこの誰べぇがこんな話を
  してくれるそうだとわかれば、自分にとって有効かどうかを判断し、
  その姿勢が変わってくるんだよ。」
  
 これは、使えると思いました。
 そこで、最近の私の資料は、自己紹介とこれから話すことを要約して最初に話すことにしています。

 そして、今原稿はこの部分しか出来上がっていません...