さまざまな学校がある
昨日、山田洋二監督の学校シリーズ第三弾がBSで放映されていました。
一作目の『学校』は夜間中学が舞台になっており、二作目の『学校II』は養護学校が舞台でした。
そして、三作目の『学校Ⅲ』は職業訓練所(技術専門校)が舞台になっています。
前作までと大きくちがうのは、主役が西田敏行さんから小林稔侍さんに替わっていたこと。
しかも、その主役の立場が先生から生徒へと立場が180度違うということです。
前作よりも、少し恋愛的な要素を織り込みながら、そこは山田監督。
寅さんのようにプラットニックラブの域を超えていません。
でも、惹かれあいながら、成就できない男女の悲恋を淡く描くあたりは、山田監督でしか描けない技だと思いました。
そして、相手役の女性が大竹しのぶさんだったのですが、この役者さんの不思議なのは映画によって美人になったり、かわいくなったり、ブスになったりと、本当に七変化する方だということです。
障がい児を持つ母親でありながら、女性を残しつつ、その狭間でゆれる難しい役を見事に演じておられます。
しかし、山田監督は、本当にさまざまな学校を、このシリーズで世の中に紹介されておられます。
恐らく、なぜ学校が必要なのか、また義務教育だけの学校だけでは足りないのかといった深い思いがあって描かれているんだろうなと思いました。
人が人をつないでいくためには、どんな立場でも、いくつになっても『学校』は必要なんです。きっと。
昨日、山田洋二監督の学校シリーズ第三弾がBSで放映されていました。
一作目の『学校』は夜間中学が舞台になっており、二作目の『学校II』は養護学校が舞台でした。
そして、三作目の『学校Ⅲ』は職業訓練所(技術専門校)が舞台になっています。
前作までと大きくちがうのは、主役が西田敏行さんから小林稔侍さんに替わっていたこと。
しかも、その主役の立場が先生から生徒へと立場が180度違うということです。
前作よりも、少し恋愛的な要素を織り込みながら、そこは山田監督。
寅さんのようにプラットニックラブの域を超えていません。
でも、惹かれあいながら、成就できない男女の悲恋を淡く描くあたりは、山田監督でしか描けない技だと思いました。
そして、相手役の女性が大竹しのぶさんだったのですが、この役者さんの不思議なのは映画によって美人になったり、かわいくなったり、ブスになったりと、本当に七変化する方だということです。
障がい児を持つ母親でありながら、女性を残しつつ、その狭間でゆれる難しい役を見事に演じておられます。
しかし、山田監督は、本当にさまざまな学校を、このシリーズで世の中に紹介されておられます。
恐らく、なぜ学校が必要なのか、また義務教育だけの学校だけでは足りないのかといった深い思いがあって描かれているんだろうなと思いました。
人が人をつないでいくためには、どんな立場でも、いくつになっても『学校』は必要なんです。きっと。