走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

新たな旅立ち

2008年11月19日 22時54分14秒 | その他
 今月いっぱいで仕事を辞める若者がいます。
 彼は、ずっと秘めたるものがあったのですが、ご両親のすすめで自分の思惑とはちがう職場に一旦勤めていたのですが、どうしても自分の夢を捨てることができず、今回新たな道を歩むことにしたそうです。
 なかなか優秀な若者で、やめるに際して「なぜ?」と異口同音に言われたそうですが、彼のこと(寡黙なタイプ)ですから詳しい説明はしませんでした。

たった一度の人生ですからなんて甘いものではなく、決断してからも揺らぐ自分に不安でいっぱいだそうです。
でも、それは経済的不安というよりも、あまりにも若さと実績の少なさゆえの不安のようです。
でも、彼は同年代の若者と比べると、その行動は誠意あるものであり、何を大切にしなければならないかという本質を見抜く目を持っています。

 そして、彼はいきなりある組織のトップに立たされ、そこを任されるようです。
経営管理だけでなく、マーケティングから人事管理すべてをマネージメントする立場に立たされ、それを上手に運用していかなければならないそうです。

 きっと、それは茨(いばら)の道よりも、もっともっと厳しいものかもしれません。
 でも、そのしんどさの中に、彼のことですからきっと、やりがいや生きがいを見つけてくれることでしょう。

 そんな彼に何もしてあげられませんが、一言だけ

  「君なら絶対にできるよ。自分を信じて。」

 彼のすごさは、高みの時には謙虚に、底の時には粘り強く最後まで諦めないところです。