けやきと見る夢~殿ヶ谷十二支はやし連ブログ~

東京都立川市西砂町で活動する 重松流・殿ヶ谷十二支はやし連の公認ブログです

ご案内

入会・練習見学希望、出演依頼、ご質問など、管理人へのメールは、右サイドバーの「メッセージ」をご利用ください。もちろん、記事へのコメントも大歓迎です!

10月6日西砂・阿豆佐味天神社まつりの記録・後編

2024年10月20日 | 西砂・阿豆佐味天神社祭り

(前編からのつづき・・・)

アイスを配る第七中学校手前で、

「次の休憩ではアイスが出るからね~、頑張って引っぱって~~」

と、私がメガホンで声をかけると、山車を曳く子どもたちが急に元気になった、

と、後で聞きました。わかりやすいね、君たち。

 

アイスを食べて元気になったところで、神社手前から、ふたたびお神輿を担ぎました。

今回の山車巡行では、瑞穂町・殿ヶ谷囃子連のみなさまに全面的にご協力をいただきました。

心より感謝申し上げます。

消防団第二分団有志の3名には、今年も完璧な交通誘導でご協力いただきました。

おかげで道中、1人のケガも事故もなく、無事に宮入りすることが出来ました。

引き続き、宜しくお願いいたします。

 

お昼休憩のあと、境内で1時間ほど居囃子を行いました。

  

 何か良いことあったらしい。

祭の終了時間となり、最後に協力団体への御礼の品物の贈呈と、次年度の年番への引き継ぎがのセレモニーがありました。

「大締めは、声のデカいお前がやれ」と、私が指名を受けまして、

僭越ながら三本締めの音頭をとらせていただきました。

来年も、みんなが元気でお祭りを迎えられるように、精いっぱいの声で締めさせていただきました。

さて、囃子連にはまだ、最後の大仕事が残っています。

山車を殿ヶ谷の西の端の神社から、東の端の山車小屋まで曳いて行かねばなりません。

昨年まではエンジンかけて5分で到着でしたが、今年からはそうはいきません。

疲れた体でもうひと踏ん張り、

無事に山車小屋に納めました。

と、その時、

警備用の無線機から歌声が!しかも熱唱演歌系!

 

一日、ご協力いただいたOさんでした。コラコラ、電波をそんなことに使っちゃいけません。

 

5年ぶりの子ども神輿渡御と、初の本山車巡行は、

初めから終わりまで、たくさんの笑顔につつまれて、

本当に良いお祭りになりました。

参加いただいた子どもたち、保護者のみなさま、来年も是非ご参加ください。

ありがとうございました。

 

 


10月6日西砂・阿豆佐味天神社まつりの記録・前編

2024年10月19日 | 西砂・阿豆佐味天神社祭り

10月6日(日)の朝は、6時少し前に、鳥の鳴き声で目覚めました。

鳥の鳴き声、と言っても「チュンチュン・・・」なんてカワイイものじゃありません。

椋鳥の大群らしきヤツラの「びゃーぴゃーびゃーーー」という、凄まじい鳴き声が、

山車の屋根の上を北西から南東方向に通過していきました。

寝袋からのそのそ抜け出して、参道脇の水道で歯を磨いていると、

早朝から参拝する方がみえました。

私「おはようございます!」

参拝者「ぁ、ぉはようござぃ・・・」

神社にお参りに行って、参道脇にスウェット姿で寝ぐせのついたオッサンが歯を磨いていたら、

目を合わせたくありません。そりゃそうです。

8時になると、年番さんや神社役員さんが集まってきて神事の準備。

子ども神輿は、前日の夕方、担ぎ棒をつけて拝殿内にしまっておいたので、

外に出します。

9時からの神事は滞りなく行われ、子ども神輿と新しい本山車も、しっかりお祓いしていただきました。

9:40より子ども神輿の受付開始。事前に申し込みいただいた方のお名前を名簿でチェックし、

半纏を貸し出しました。

出発前に道中の注意事項と、お神輿を担ぐときのルールを説明し、

10:15に宮出しとなりました。

 

宮出しをお囃子で盛り上げます。

子どもたちは、大きな掛け声でしっかり肩で担ぎ、立派な渡御となりました。

都道・五日市街道の区間のみ、立川警察署の車両が随行くださり、信号機の操作もしていただきました。

とても助かりました。子どもたちの安全のため、来年以降もよろしくお願いいたします。

 

1回目の休憩地点、殿ヶ谷公会堂では、お神輿を山車に向けてみました。

来年は差し上げる練習をして、やってみようと思います。

巡行距離が2.9㎞と長いため、公会堂からは、子ども神輿をリヤカーに載せて曳き回しました。

リヤカーに固定する作業時間を考えて、ここの休憩を長めにとったのですが、長すぎました。

アイスを配る第七中学校での休憩を、来年は長めにとるようにします。(来年へのメモ)

神輿を軽トラックに載せたほうが楽じゃない?という意見もありましたが、

それは粋じゃないね、と言い張りまして、リヤカー作戦を押し通したのが大正解。

リヤカーの周りに子どもたちが群がって、元気に「わっしょいわっしょい」運びました。

2回目の休憩の大野屋商店さんを出たところで、正面向かって左の高張提灯が破損。

犯人は、山車の屋根のところにこんもりと見えているカシの木。

みっともないので、途中ではずして、片方だけになってしまいましたが、

山車の運転初心者ですので、このぐらいは想定内。

誰もケガしなくて万々歳です。

(壊れた提灯は、私が修理して、よいと祭りに間に合わせました。)

 

・・・後編につづく

 

 

 


10月5日 祭礼前日巡行の記録

2024年10月18日 | 西砂・阿豆佐味天神社祭り

今日から過去記事を書いていきます。来年に向けてのメモ書きです。

令和6年10月5日(土)は、朝から小雨が降っておりました。

午前9時より神社役員による会場設営が行われました。

テントやテーブルなどを設置し、年番の方々は、拝殿内の準備としめ飾り・・・

滞りなく終了しました。

午後3時より、殿ヶ谷十二支はやし連の独自の活動として、

「祭礼前日巡行」を行いました。

囃子連メンバー総出で、山車を曳いたり押したりお囃子演奏したり、でしたので、

巡行中から中里神明囃子連さんとの競り合いまで、誰も写真を撮れませんでした。

文字のみのご報告です。

午後3時、山車小屋を予定通り出発。

殿ヶ谷氏子地域の北部を巡ります。

雨天のため、沿道の見物が少なかったのが残念でしたが、

新しい山車の初の曳き回しが順調にスタートしました。

15:24 ファミリーマートに到着。

ゆっくり休憩できる場所がココしかないので、長めに休憩を取りました。

中里ふるさと祭り会場に行くのは15時の約束となってましたが、

だいぶ早く着いてしまいそうなので、途中の知人宅前で時間調整。

それでも早すぎたので、辺りをぐるりと一周して、

午後5時に中里さんの会場へ。

中里神明囃子連さんと15分間競り合いをさせていただきました。

中里のみなさま、ありがとうございました。

競り合い後は、地元の阿豆佐味天神社境内に山車を入れて、

まずは、翌日の子ども神輿渡御に備えて、担ぎ棒の取り付けなどを行い、

18時頃より、今年の神社役員さんが集まり、地口行燈にローソクの灯りをともしました。

  

灯りがついたところで、居囃子をしばらく行いました。

小雨の中でしたが、皆さんと和やかなひと時を過ごせました。

今回の巡行では、谷保から頂いてきた山車幕をそのまま使わせていただきました。

東組(し組)はやし連の名前が入ってます。

何処から来た山車かを、地域の皆さんに知ってもらいたくて、そうさせていただきました。

この暖簾の制昨年の「昭和53年」は1978年、今から46年前です。

我が地域で「殿ヶ谷まつり」が始まったのが昭和61年ですから、

これだけ見ても歴史の重みを感じます。

さて、この日は、神社に一晩、山車を留め置くことになりましたので、

私が山車に泊まり込み、番をしました。

気温は涼しくてよかったのですが、湿度が高いのがちょっとキツかったです。

心配だった「蚊」は、数日前に境内の樹木の害虫防除を兼ねて、薬剤を散布しておいたので、

1匹も飛んできませんでした。

山車をブルーシートで囲い、寝袋に入って、朝までぐっすり眠れました。

(10月6日 祭礼当日のレポートにつづく)


本日の稽古は・・・

2024年10月09日 | 西砂・阿豆佐味天神社祭り

地元祭礼直後で、立川よいと祭り直前の本日10月9日は

毎週水曜日の定期練習日。

年間を通して、ひたすら稽古は続くのです。終わりはありません。

でも、今日のメインは「アイロンがけ」でした。

先日の地元祭礼では、子ども神輿参加者に半纏を貸し出しました。

翌日、私がまとめてコインランドリーで洗濯しておいたものを、

今日、みんなでアイロンを持ち寄って、やっつける作戦。

公会堂のブレーカーが落ちることなく、あっという間に仕上がりました。

こういう地味な作業もお祭りのうち。

いや、こういうことこそ「お祭り」だと思うのです。

お祭りの99%は「準備と片付け」で、

当日のあれやこれやなんて、全体の1%以下だと思ってます。

 

さて、明日は立川よいと祭りに向けて、トラック屋台の組立です。

過密スケジュールなうえに、当日の雨の心配も無さそうなので、

簡易バージョンで組む予定ですが、

骨組みの組立⇒幕や提灯の飾りつけと電気配線⇒太鼓や面などの積み込み設置まで

丸一日程度かかります。

こういう作業こそ「お祭り」の醍醐味ととらえて、楽しんでやりたいと思います。


西砂阿豆佐味天神社まつり、無事に終了しました

2024年10月06日 | 西砂・阿豆佐味天神社祭り



本日、令和6年、西砂阿豆佐味天神社まつりが無事に催行されました。

おみこし担ぎの練習会をやった成果もあり、子どもたちは大きな声で、しっかり肩で担ぎ、立派な渡御ができました。

新しい山車の初の曳きまわしも、高張提灯が一つ壊れただけで、一人の怪我もなく、終えることができました。山車をお讓りいただいた国立市谷保のし組囃子連の会長さんも、足を運んでくださり、「良いところに貰ってもらって良かった」という言葉を頂きました。

私のワガママを実現するために、町内の多くの皆様に無理を言ってご協力頂きました。
消防団有志のメンバー、立川警察署の皆様にも、感謝いたします。

柴一はやし連のOさん、無理なお願いに二つ返事でご協力くださり、ありがとうございました。この御恩はウチの副会長が、身を挺してお返しすると申しております。どうぞこき使って下さい。

そして師匠連の瑞穂町殿ヶ谷囃子連の皆様には、今回も助けていただきありがとうございました。相変わらず不出来な弟子ですが、引き続きご指導のほど宜しくお願い致します。

まずは終了報告まで。また、写真が集まりましたらレポート書きます。


この山車の車輪の跡で、あと一週間は泣けるな、オレ。