けやきと見る夢~殿ヶ谷十二支はやし連ブログ~

東京都立川市西砂町で活動する 重松流・殿ヶ谷十二支はやし連の公認ブログです

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稽古。

2016年10月20日 | 稽古!!


19日(水)は、定期練習日でした。

殿ヶ谷まつりが終わり、西砂小の周年行事出演も終わり、お休みが欲しいところですが、11月3日に立川おはやし大会が控えていますので、稽古続行中です。

が、大会に向けて決まっているのは以下の2点のみ。

1.出られるメンバーは、全員出る。
2.一人一人が、何か一つ新たなチャレンジをする。

稽古は、本番まであと2回。どこまでチャレンジできるかな・・・

西砂小学校創立50周年祝賀会

2016年10月16日 | はやし連の紹介

10月15日(土)晴天のもとに、地元の西砂小学校の創立50周年記念式典・祝賀会が盛大に行われました。




50周年を記念してつくられた西砂小のキャラクター「スナッピー」。みんなが描いたスナッピーが掲示されていました。

殿ヶ谷十二支はやし連は、中里神明囃子連さんと合同で、祝賀会オープニングアトラクションをつとめて参りました。


舞台上手側に中里さん。


下手側に殿ヶ谷という配置。

祝賀会は午後1時開宴の予定でしたが、この日、子どもたちは2時間目まで授業があるということで、10:30に太鼓搬入チームと保護者でお弁当を持って学校へ。はやし連の控室の1年生の教室で早めの昼食を。

「机、低い!」卒業生である私たちも、何十年ぶりかの教室にはしゃぎながら、一緒にご飯を食べました。


身支度を整えて・・・


開宴の15分前から、お出迎え囃子を演奏。



開宴の時間となり、司会者から両囃子連の紹介アナウンスの後、10分間の演奏披露が開始。ご来賓の皆様が舞台の方に注目しておりますと・・・


会場後方入口より、踊り子チームが入場。どよめきが起こりました。

 




「祝・創立50周年」 2団体での屋台囃子「交互演奏」も、段取り通りうまくいきました。



ウチの中学生コンビも、授業終了後、終学活に出ないで会場に駆け付け、演奏開始ギリギリで間に合いました。これで、全員が在校生と卒業生によるお囃子披露が実現できました。(約1名は、開校以前の『分校卒業生』でしたが・・・)

出番終了後に、狐さんが、「今日は、お囃子やってて、今まででいちばん良かった。」とポツリ。
やめろ、泣いてしまうではないか・・・。

事前の打ち合わせからお世話になった周年事業実行委員会の皆様、西砂小教職員の皆様、ありがとうございました。

そして、中里神明囃子連の皆様、また、どこかでこういう企画やりましょうね。





合同練習の写真追加

2016年10月15日 | 稽古!!

撮影班から、先日の中里さんとの合同練習の写真が届きましたので、追加します。






中里の子が、ウチの子狐の面をとってあげてます。いい絵です。いつも学校で会うと、踊りを教えてくれるんだそうです。ボクも学校に行って踊りを習いたいです。


これだけ並ぶと壮観ですな~。

中里さんもウチも10年経ちますが、お互いの稽古場にちょこっとお邪魔したことはあるものの、合同練習は初めてでした。こども達も緊張していたようでしたが、良い経験になりました。チャンスがあれば、また、やりたいです。


中里さんと合同練習をしました

2016年10月14日 | 稽古!!
10月12日(水)、西砂会館にて
同じ西砂町の中里神明囃子連さんと、合同練習を行いました。

これは、15日に行われる西砂小学校創立50周年祝賀会に合同出演するための、最終打ち合わせとリハーサルのために計画されたもの。

いつもの練習場所の殿ヶ谷公会堂で、太鼓を積み込みまして、西砂会館へ。
午後7時に西砂会館集会室に太鼓を搬入して、ステージ上手に中里さん、下手側に殿ヶ谷という具合にセッティング。


事前に中里の小林副会長と打ち合わせしておいた内容で、まずは鳴り物だけでリハーサルを行いました。
今回、「屋台囃子」という曲を、両団体で交互に演奏するという打ち合わせで、まずはその部分だけやってみようということになりました。この曲は「1の切り」から「4の切り」までで一回りし、それを繰り返して演奏していくのですが、中里さんが「1と3の切り」、殿ヶ谷が「2と4の切り」、次の「1の切り」は中里さんの笛に合わせて両団体の太鼓と鉦を叩いて演奏終わり、という試み。


両団体は、同じ重松流ですが伝来経路が異なり、中里さんは武蔵村山の萩赤囃子連さんから、ウチは瑞穂町殿ヶ谷囃子連さんから伝わる重松流。同じ曲を演奏しても、笛の旋律や、太鼓の叩き方、間合いが違います。最後の「1の切り」が両団体で合わせられるかどうかが今回のポイント。1回目のリハではズレてしまいまして、「やっぱ無理かな?変えようか。」という意見も出ましたが、「もう1回やってみよう」ということで2回目を実施。今度は何とか合わせることができまして、見ていた方々からも「これならOK」という声が上がり、このままでいくことに。


鳴り物の打ち合わせが出来たので、今度は子どもたちの踊りを交えて通し稽古をしました。祝賀会の会場は体育館で立食形式。広い場内に縦1列に料理テーブルが並んで、両サイドにテーブルがあって、来賓客がいるという想定を、狭い集会室に何とか再現しまして、「にんば」という曲に合わせて客席後方から「おかめ・ひょっとこ」の踊り子たちが入ってきて、6分間でゆっくりステージのほうに進み、曲が「屋台囃子」に変わると「獅子と狐」が登場するという段取りを確認しながらリハーサル。

午後8時からは、50周年事業の実行委員のPTA役員さん達も見えて、司会のアナウンスも入れていただき、本番さながらのリハを行うことができました。

この合同練習の後、もう一回、通常練習をはさんでから本番が迎えられれば・・・
そう思いましたが、お祭りがありましたので無理な話。

例年ですと、殿ヶ谷まつりの翌週の定期練習はお休みにするのですが、今年はこのイベントがあるために5日も休まず営業。しかも15日のイベントが終わると次は11月3日の立川おはやし大会が控えていますので、やっぱり休めません。


私の殿ヶ谷まつりの後遺症は年末まで治りませんね(笑)




菅生一座観劇記・後編

2016年10月13日 | その他


合唱につづいて、野口座長やご来賓のみなさまのご挨拶。
ちなみに野口座長は、先日の殿ヶ谷一座奉納芝居を観に来てくださり、楽屋にも挨拶に来てくださいました。
公演直前のお忙しい中、ありがとうございました。


爆笑時代劇 水戸黄門漫遊記「満地峠 酒飲み地蔵の巻」
野口座長は、馬の前足の役で登場。足が喋ります。(笑)


アドリブと地元ネタ満載のドタバタ劇。でも最後は印籠が出て一件落着。やはりこの筋書きは最強です。


大黒舞。客席では、かわいい子ども座員たちがお菓子撒きをしました。


歌舞伎 傾城阿波の鳴戸「お鶴順礼歌の段」
クライマックスの、お弓とお鶴の別れの場面。
不勉強な私。調べましたら、「浄瑠璃の作品で阿波徳島の御家騒動を描いた時代物。8段目「順礼歌の段」が有名」らしいです。菅生一座さんでは、江戸から明治にかけて多摩地方に伝わり、昭和20年頃まで大流行した説教節の経本を使っているそうです。


太夫と三味線。


歌舞伎 寿曽我対面「工藤館の場」
花魁姿の子役の二人は小学生。


歌舞伎って「絵」ですよね。


最後は、役者スタッフ勢揃いで手締めで終了となりました。

写真は舞台の出し物を写してますが、舞台裏には床山さんや着付けのスタッフが大勢いるし、外でも受け付けをしたり、駐車場の誘導をしたり、道案内の看板を出したり、大勢の方々が手伝っています。また、来年は菅生会館前に「菅生の組立舞台」を組んで公演を行います。その時には「組立舞台保存会」の舞台師の皆さんが活躍します。これらの方々は、みんな菅生地区の住民のみなさん。
舞台で演じられる出し物とともに、そんな「芝居のある町」の雰囲気も十分に堪能した、今回の観劇でございました。