けやきと見る夢~殿ヶ谷十二支はやし連ブログ~

東京都立川市西砂町で活動する 重松流・殿ヶ谷十二支はやし連の公認ブログです

ご案内

入会・練習見学希望、出演依頼、ご質問など、管理人へのメールは、右サイドバーの「メッセージ」をご利用ください。もちろん、記事へのコメントも大歓迎です!

訃報

2023年05月09日 | その他

昨日、瑞穂のお師匠さんのお通夜に参列してきました。

瑞穂町の殿ヶ谷囃子連の元会長 榎本さんが逝去されました。

享年90。

 

私は、3年前の夏ごろにお会いしたのが最後となってしまいました。

今年は4年ぶりに、瑞穂夏祭の三町合同パレードも行われるようで、

さらに、殿ヶ谷の山車の大修理も完了したと聞いており、

お祭りでお会いするのを楽しみにしていたのに、とても残念です。

・・・・・

平成18年の初夏、私たちの殿ヶ谷十二支はやし連を立ち上げるべく、

瑞穂の練習場にお邪魔させて頂いていた時、瑞穂の会長を務めていらしたのが、榎本さんでした。

懇切丁寧に、時には厳しくお囃子の手ほどきをしてくださいました。

以来、長年にわたりご指導いただき、立川の私たちのお祭りにも何度も応援に来てくださいました。

「テケテンツクテレツクテンツクツ」とか「テンスケテンテンツクツ」というお囃子の太鼓の文句を、私は、文字ではなく、榎本さんの声音で記憶していますので、いつでも頭の中でその音源を再生することができます。

・・・・・

お世話になった師匠たちのことを思い出すときに、

いつも考えるのは、「同じことが自分に真似できるか」ということ。

例えば、どこかの町会の方々がやってきて、「ウチもお囃子をやりたいから教えてほしい」と頼まれたら・・・

いや、無理ですっ、できませんって。自分のトコの会の運営だけでも一杯一杯なのに、ヨソの指導まで・・・

ホントにお師匠さん達には頭が下がります。まさに一生アタマが上がらないっていうやつです。

殿ヶ谷十二支はやし連を永く継承していくことが、唯一の恩返しの方法と肝に銘じて、精進してまいります。

 

心よりご冥福をお祈りいたします

写真は2011年8月立川よいと祭りにて


明けましておめでとうございます

2021年01月01日 | その他

明けましておめでとうございます

本年も弊連、当ブログ共々、よろしくお願い申し上げます

 

昨年は・・・

 

という話は、もう散々言い尽くしたので省略しまして、

今年をどうするかですよね。

「どうなるか」ではなく、「どうするか」を考えないと、状況はもっと悪くなる

という想定で、これからの会の運営を考えていきたいと思います。

 

◇ ◇ ◇

大晦日に元旦の門付けの中止が決まり、バタバタと1日が過ぎました。

この間の詳細は、のちに読み返す記録として、明日アップします。

それにしても、今日は憎らしいぐらい良い天気でした。

住宅街の合間から、富士山がくっきりと見え、何ともキレイな夕焼けだったなぁ。

 

あーあ、今日、お囃子やりたかったなー

 

 


訃報

2020年07月21日 | その他

久しぶりの投稿は、訃報です。

◇  ◇  ◇

例年なら、先週あたりに瑞穂夏祭があって、お祭りシーズンにどっぷり突入している頃だなぁ、なんてボンヤリ考えてたところに、瑞穂町の殿ヶ谷囃子連の会長さんから連絡がありました。

 

師匠の江川さんが亡くなられたと。

 

平成18年に殿ヶ谷十二支はやし連を立ち上げる際に、瑞穂町殿ヶ谷囃子連の師匠たちに大変お世話になりました。江川さんもその一人で、親切丁寧に、時には厳しく御指導いただきました。毎年、ウチのほうのお祭りにも応援に来て下さり、笛や足踊りで大いに盛り上げてくださいました。

(2013年7月 瑞穂夏祭にて ※なかなか良い写真が見つからなくて、小さい写真でゴメンナサイ。)

江川さんといえば、笛を左側に構えて吹くのが特徴。お囃子を習い始めた最初の頃に、「江川さんって、笛を左側に構えてますけど、左利きなんですか?」と、伺ったところ、「いやぁ、先生と向き合って笛を教わってたら、そのまま反対で覚えちゃったんだ。」とユーモラスに語ってくださいました。

アッチでは、たぶんコロナ自粛も関係ないと思うので、今頃、先輩や仲間たちと賑やかにお囃子をやってることでしょう。

お世話になったことに、心から感謝申し上げますとともに、ご冥福をお祈りいたします。


たちかわ楽市開催中

2017年11月05日 | その他


昨日11月4日より、本日5日まで、たちかわ楽市2017が開催中です。

あ、お囃子は出ませんので念のため。

開催場所は国営昭和記念公園みどりの文化ゾーンで、
「立川しみん祭」
「たちかわ商人祭」
「立川市農業祭」
「国営昭和記念公園イベント」
が同時開催されてます。

私たぬきは、おはやし大会から一夜明けた昨日、農業祭の「宝船」制作に参加してまいりました。
朝から農家をまわって野菜を集めて、運んで、積み上げて、お昼前に完成しました。
今日は午後から解体しに行ってきます。

イベントの詳細は上のリンク先をご参照ください。

菅生一座観劇記・後編

2016年10月13日 | その他


合唱につづいて、野口座長やご来賓のみなさまのご挨拶。
ちなみに野口座長は、先日の殿ヶ谷一座奉納芝居を観に来てくださり、楽屋にも挨拶に来てくださいました。
公演直前のお忙しい中、ありがとうございました。


爆笑時代劇 水戸黄門漫遊記「満地峠 酒飲み地蔵の巻」
野口座長は、馬の前足の役で登場。足が喋ります。(笑)


アドリブと地元ネタ満載のドタバタ劇。でも最後は印籠が出て一件落着。やはりこの筋書きは最強です。


大黒舞。客席では、かわいい子ども座員たちがお菓子撒きをしました。


歌舞伎 傾城阿波の鳴戸「お鶴順礼歌の段」
クライマックスの、お弓とお鶴の別れの場面。
不勉強な私。調べましたら、「浄瑠璃の作品で阿波徳島の御家騒動を描いた時代物。8段目「順礼歌の段」が有名」らしいです。菅生一座さんでは、江戸から明治にかけて多摩地方に伝わり、昭和20年頃まで大流行した説教節の経本を使っているそうです。


太夫と三味線。


歌舞伎 寿曽我対面「工藤館の場」
花魁姿の子役の二人は小学生。


歌舞伎って「絵」ですよね。


最後は、役者スタッフ勢揃いで手締めで終了となりました。

写真は舞台の出し物を写してますが、舞台裏には床山さんや着付けのスタッフが大勢いるし、外でも受け付けをしたり、駐車場の誘導をしたり、道案内の看板を出したり、大勢の方々が手伝っています。また、来年は菅生会館前に「菅生の組立舞台」を組んで公演を行います。その時には「組立舞台保存会」の舞台師の皆さんが活躍します。これらの方々は、みんな菅生地区の住民のみなさん。
舞台で演じられる出し物とともに、そんな「芝居のある町」の雰囲気も十分に堪能した、今回の観劇でございました。