トンサンの別荘

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「典子は、今」・・・今朝の読売新聞に懐かしいタイトルが。

2014年05月24日 13時37分02秒 | 日記

5月24日(土) 晴れ

「懐かしい! 」  思わずそう感じた。
見た人も多いだろう ドキュメンタリー映画「典子は、今」。
トンサンは大阪に研修で2カ月間行っている間に、現地の「ろうあ者大会」に参加して、その映画を見た。

読売の記事は「長い間沈黙していたのり子さんは、市役所を退職して講演活動を8年続けてきた。が、最近障害者に対する人々の見方も変わり、のり子さんは 『出番は無くなったかな』と感じて、新しい事業を始めた。」というものだった。

トンサンはこの映画を見たのは30歳のころ。
その頃は町で障害者を見ることは少なく、この映画の衝撃は大きかった。
「あ、こういう人がいるんだ。 でも市役所でちゃんと働いている。器用に足を使って何でもやってしまうんだ。」とびっくりした。

調べてみると辻典子さんは結婚されて名前も白井のり子さんになり、お子様も二人いる様だ。
「典子は、今」の映画で障害を持つ人も町へ出かけやすくなったのではないかと思う。
典子さんは自動車運転免許も取った。
それまでは法律で運転できなかったとのこと。典子さんたちが法律を変えてきた。
フランツシステム車って何だ?

結局こういう人たちが、世の中の流れを変えてきているのではないかと思う。
 
サリドマイド被害者をつくってしまった製薬会社は、50年たってようやく謝ったそうだ。

「サリドマイド50年」で初めて謝罪 ドイツの製薬会社社長

そして国民を守ってくれない政府と販売した製薬会社のことも知る。

「知らされないこと」の恐怖(1)~サリドマイド~


そのころと違って、今は情報社会。誰でも情報発信ができる。
これからはもっと開かれた、いい社会になっていくだろう。
そのためにはみんなが声を上げることだ。

白井のり子さんのホームページ



玄関の「ニオイバンマツリ」がみんな白い花になり、匂いも弱くなった。