11月4日(火) 晴れかな?
5時前に目覚める。
イヤホンをつけっぱなしで寝てしまったラジオから、漆工芸家(しっこうげいか) 大西 勲(いさお)氏の声が聞こえる。
「チェーンソーで木を切るようになって、木を大事にしなくなった。のこぎりや斧(おの)ぐらいがちょうどいいんじゃないか。」
寝ぼけまなこで聴いていたので、確かそんなようなことを言っていたと思う。
『そうだよなー』とトンサンも思った。
人間は高みを目指す。より高く・より強く・より速く。
それはいいことだと思うのだけれども、でも今はやりすぎてしまった時代ではないかとも思える。
人々はよく、『後ろを振り返らずに』と言うが、トンサンは良く振りかえる。歳かも? (*^ω^*)ポリポリ
後ろを振り返って『これで良かったんだよなー』とか思う。
速く走ることを望んだ人間。
でも馬に乗って走る速さ程度で良かったのでは・・・
荷物をいっぱい運びたい。
でも牛や馬で荷車を引いて運べる程度で良かったのでは・・・
やりすぎた弊害(へいがい)をあちこちで感じる。
そのたびに『人間てバカなんじゃない』という動物たちの声が聞こえるような・・・
鳥のように空を飛びたいと願った人間。
空を飛べるようになったら、今度は宇宙へ行きたいと・・・
試験飛行で犠牲者(ぎせいしゃ)が出ても、やがて人間は宇宙旅行をするのだろう。
うーん、これはなんだろう。
人間に与えられた悲しい性(さが)か・・・
人間国宝 大西 勲
やればできるということ「漆芸家 大西勲」
動画 大西 勲(漆芸家)