勃ちあがった象の白い涙の物語

ロックンロールにゃ老だけど死ぬにはチョイと若すぎる

「Brian Wilson」

2011-12-21 22:32:25 | 音楽
88年のブライアン・ウィルソンのソロ・デビュー作。
あの歴史的名盤、ビーチ・ボーイズの「ペットサウンド」以来、本当に久々に、ブライアン・ウィルソンが責任を持って完成させた作品ということで、発売当時は、かなりの話題になっていたように思うが、セールス的にはイマイチだったような記憶がある。

ブライアン・ウィルソンの天才ぶりは、誰しもが認めるところで、その彼が、本当に久々に完成させた作品であり、それにふさわしい内容になっていると思う。
ビーチ・ボーイズ全盛期のコーラスには、年齢的なせいか、劣るとはいえ、この作品におけるコーラス・ワークは美しいし、メロディもポップなものや美しいものなどバラエティ豊富に揃っていて、ブライアンの天才ぶりは、遺憾なく発揮されている。