日本史上最高数のメダルを獲得し、盛りに盛り上がったロンドン・オリンピックであった。時差の関係もありどの競技も日本時間の真夜中に行われたにも関わらず、朝目覚めてみれば、日本人の誰かしらがメダルを獲得しているような状況だっただけに、これで盛り上がるな、というほうが無茶である。
そんなロンドン・オリンピックであったが、個人的に一番面白かったのは、開会式である。すごくショーアップされたよく出来た開会式で、ひとつひとつのショーを構成する要素はどれもが英国的なのだがそれが世界的に認識できるという、ある意味、イギリスでないと成立しないショーで、これが、例えば日本であるならば、ラストでポール・マッカートニーが歌った「ヘイ・ジュード」なんかは、さしずめ、北島三郎の「祭り」なんかになるんだろうが、「ヘイ・ジュード」は世界中の人間が口ずさむことができるが、「祭り」で盛り上がれるのは、日本人だけだろう。
そんな開会式であったが、もっともびっくりしたのはマイク・オールドフィールドが登場したことである。
イギリス人がもっとも恐怖を感じる映画は、いまだに「エクソシスト」だそうで、マイク・オールドフィールドのデビュー作が、その映画のテーマに使用されたわけで、そういう意味では、イギリスでは彼は、超有名どころなのかもしれないが、世界的に彼が有名かというと決してそういうわけではないと思う。少なくとも、ここ日本においては、私のような一部の人間を除いては、まったくの無名といっていいであろう。
この「Two Sides: Very Best of Mike Oldfield 」は、そんな彼のベスト盤である。
彼の作品は、特にその初期において、長尺のの作品が多く、こういうベスト盤を制作する場合、その長尺の作品をどう編集するかがひとつの注目点であるのだが、これは、その辺が非常に上手く処理されているのではないか。
選曲的には、もう少し何とかしてほしいと部分もあるのだが、これは個人的な嗜好の問題でもあるし、そういうことを言い出せばキリがないので、その点には目をつぶるとして、それを除けば、それなりによく出来た作品集だと思う。
そんなロンドン・オリンピックであったが、個人的に一番面白かったのは、開会式である。すごくショーアップされたよく出来た開会式で、ひとつひとつのショーを構成する要素はどれもが英国的なのだがそれが世界的に認識できるという、ある意味、イギリスでないと成立しないショーで、これが、例えば日本であるならば、ラストでポール・マッカートニーが歌った「ヘイ・ジュード」なんかは、さしずめ、北島三郎の「祭り」なんかになるんだろうが、「ヘイ・ジュード」は世界中の人間が口ずさむことができるが、「祭り」で盛り上がれるのは、日本人だけだろう。
そんな開会式であったが、もっともびっくりしたのはマイク・オールドフィールドが登場したことである。
イギリス人がもっとも恐怖を感じる映画は、いまだに「エクソシスト」だそうで、マイク・オールドフィールドのデビュー作が、その映画のテーマに使用されたわけで、そういう意味では、イギリスでは彼は、超有名どころなのかもしれないが、世界的に彼が有名かというと決してそういうわけではないと思う。少なくとも、ここ日本においては、私のような一部の人間を除いては、まったくの無名といっていいであろう。
この「Two Sides: Very Best of Mike Oldfield 」は、そんな彼のベスト盤である。
彼の作品は、特にその初期において、長尺のの作品が多く、こういうベスト盤を制作する場合、その長尺の作品をどう編集するかがひとつの注目点であるのだが、これは、その辺が非常に上手く処理されているのではないか。
選曲的には、もう少し何とかしてほしいと部分もあるのだが、これは個人的な嗜好の問題でもあるし、そういうことを言い出せばキリがないので、その点には目をつぶるとして、それを除けば、それなりによく出来た作品集だと思う。